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富島高で講演、短歌の魅力語る

本紙掲載日:2023-02-24
2面

第27回若山牧水賞受賞・奥田亡羊さん

 第27回若山牧水賞を受賞した歌人の奥田亡羊(ぼうよう)さん(55)=東京都=は22日、牧水の出身地である日向市の富島高校(小川晴彦校長、530人)を訪れ、講演した。牧水賞に輝いた歌集「花」の歌や好きな牧水の歌を紹介したほか、生徒が詠んだ歌を講評するなどして交流。短歌の魅力や詠む楽しさ、牧水の人物像などを伝えた。

 講演は同校体育館であり、1、2年生347人を前に第17回受賞者で歌人の大口玲子さんと対談形式で進行した。

 奥田さんは歌集「花」から3首を選んで紹介。このうち、定時制高校の就職支援相談員の経験を踏まえて詠んだという「弟の学費を払いおとうとの下級生となる姉の篠田さん」は、姉が弟の学費のため働くうちに下級生になったと説明。姉にアルバイトの様子などを問うと楽しく語る姿が印象に残ったと話し、若い人たちから新しいことを教えてもらうことが好きだったと振り返った。

 続いて、牧水にも触れ、「郷土の先輩として持っていることは、とても幸せなこと」と強調。「すごい業績があるというよりは、すごく優しい人。恋のことで悩んだり、生き方を悩んだり、それらを探知しながら旅を続けることが大好きな人だったと思う」と評した。

 また、生徒が事前に提出した歌から奥田さんが10首を選んで講評。家庭や学校で感じたことを学生の視点から詠んだ歌に対し、「自分の気持ちやメッセージが込められ、楽しんで歌を詠んでいる。表現の工夫がすばらしい」とたたえた。

◇短歌作り「冒険心が大事」

 質疑応答もあり、生徒からの「短歌を作るときに大切にしていることは」との問いには、「自分が知っている範囲、分かることだけではなく、知らない世界に一歩行けるのではという意味で冒険心が大事と考えている」などと答えていた。

 最後に、生徒を代表して奈須祐将さん(会計科2年)が「歌をつくる楽しさ、詠んだ歌を分かってもらえるうれしさを学んだ。牧水の短歌は、親しみやすいもので日向市の誇るべき文化。少しでも知る人が多くなってほしい」とお礼を述べた。

 自身の歌が10首に選ばれ、講評を受けた柳田憲伸さん(商業マネジメント科1年)は「講評の内容が、自分が思っている通りですごいと思った。また、短歌を作ってみたい」と話した。

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