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地域医療に貢献−延岡看護専門学校

本紙掲載日:2023-03-06
2面
医療高等課程は最後となった延岡看護専門学校の卒業式

2課程74人が卒業

◆准看養成、70年の歴史に幕

 延岡看護専門学校(延岡市出北、野田寛校長)の卒業式が3日、延岡総合文化センターであり、医療高等課程(准看護師コース、2年間)の35人、医療専門課程(看護師コース、3年間)の39人が巣立った。医療高等課程は最後の卒業生となり、延岡市医師会による准看護師の養成は70年の歴史に幕を閉じた。

 高等課程は1952(昭和27)年に医師会立延岡准看護婦養成所として開設され、77年に延岡高等看護学校を併設。96年に現在の専門学校に統合され、今回の卒業生を含め、この70年間で准看護師4203人を養成してきた。

 だが、近年は新入生が定数に満たず、高校生へのニーズ調査などを経て、2026年度からは専門課程を含め、看護師を養成する全日制3年課程のレギュラーコースに移行する。医師会が運営する看護・准看護系養成校で同コースに移行するのは延岡が県内初となる。

 卒業式では野田校長が学生一人一人に卒業証書を手渡し、皆勤賞の17人(高等課程11人、専門課程6人)と精勤賞12人を表彰。高等課程の卒業生に対して「県北医療を担う人材育成に貢献したことを、卒業された先輩たちと共に誇りとし、最後のクラスとして記憶にとどめておいてください」、専門課程生には「県北の市民の命と生活を支えるという意識と責任を持ち、頑張ってください」とエールを送った。

 学校を運営する市医師会の佐藤信博会長は卒業生の努力をたたえ、「地域医療を守るための看護師育成に懸ける医療関係者の熱い思いをご理解いただき、ぜひこの延岡の地で活躍してほしい」と希望。

 在校生を代表し甲斐健朗さん(専門課程2年)が「今まで以上の困難にぶつかる瞬間が訪れるかもしれませんが、努力を重ねた日々を糧に乗り越えていけると信じています」と送り出した。

 卒業生代表の三続夏七海さん(専門課程)はこうした激励に応え、コロナ禍と人手不足の中でも温かく学校に送り出してくれた病院職員や子育てを支えてくれた家族にも感謝。「私たちが看護師になるために協力してくれた多くの人の思いを胸に、地域医療に貢献していく所存です」と決意を述べた。

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