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新型コロナ週刊トピック−定点当たり4・14人

本紙掲載日:2023-06-17
2面

感染者、前週から37%増加

 県の感染症週報第23週(5〜11日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり4・14人で、前週から37%増加しました。14日時点の入院患者は44人で、重症者はいません。

◆日向・東臼杵が初の「黄圏域」に−延岡・西臼杵は外れる

 県内7医療圏域ごとの新規感染者数は、日向・東臼杵圏域(6医療機関)が定点当たり9・67人と前週から一気に3・86倍増加し、感染症法上の区分が5類移行後に県が定めた注意喚起の区分で初めて、「黄圏域」(基準値=定点当たり5人以上)になりました。

 一方、延岡・西臼杵圏域(9医療機関)は「黄圏域」だった前週の同6・33人から40・2%減少して同3・78人となり、4週間ぶりに注意喚起の区分から外れました。

 県内で唯一、注意喚起の区分に該当しているのは日向・東臼杵圏域だけで、今後も感染者数が増加すると注意レベルがさらに1段階強い「オレンジ圏域」(基準値=同10人以上)になる恐れがあります。

 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は多い順に、10〜14歳が20%、5〜9歳が12%、80代以上が11%、5歳未満と40代、60代が9%、20代8%、50代7%、30代と70代が6%、15〜19歳が3%でした。

◇延岡市の独自集計前週より4人増加

 延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(5〜11日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は86人で、前週から4人(4・8%)増加しました。

 日別では──5日28人▽6日15人▽7日15人▽8日7人▽9日8人▽10日8人▽11日5人──となっています。年代別(確定値=81人)では、40〜65歳が32人(39・5%)で最も多く、次いで20〜30歳と66歳以上が各15人(18・5%)、10代14人(17・2%)、10歳以下5人(6・1%)でした。

 先週もお伝えしたように、県の定点医療機関は全58地点のうち36地点が小児科のため、県週報では低年齢の感染者数が多くなる傾向があります。一方、延岡市の集計は幅広い医療機関の協力で年代別の割合がより実数に近いと期待

◇「接種券」64歳未満は要申請

 延岡市などによると、市内の65歳以上で3回目の新型コロナワクチン接種を済ませた人の割合は9割を超えていて、4回目も75%以上、5回目は約55%、6回目も2割超まで進んでいるとのことです。

 一方、高齢者とともに優先対象となっている基礎疾患がある人や医療従事者などは実数が把握できないものの、統計上の比較では明らかに接種率が伸び悩んでいるといいます。

 その理由の一つとして医療現場でよく耳にするのが「接種券が届かない」という声です。5月から始まっている2023年度・春ワクチン(自己負担なし)は成人の場合、65歳以上(来年3月末時点)のみに接種券が郵送されます。

 64歳以下で接種を希望する対象者は接種券の申請が必要ですが、それを知らず過去のワクチン接種と同様に接種券が届くのを待っている人が多いのだといいます。

 このため市は、「接種を希望される対象者の方は、市ホームページの『新型コロナ対策ポータルサイト』から申し込めますので、ぜひ一度ご覧ください」と呼び掛けています。

◇沖縄が突出、九州全県も増加−全国の状況

 厚生労働省が16日に発表した全国の新型コロナ発生状況(5〜11日)によると、定点当たりの全国平均は前週(5月29日〜6月4日)の4・55人から12・3%増の5・11人でした。全国的に増加傾向が続いています。

 都道府県別の定点当たり報告数は沖縄県が18・41人(前週15・80人)と突出していて、九州では鹿児島県が同7・37人、福岡県5・76人、熊本県5・43人などすべての県で増加幅が拡大してきています。

◇XBB1・16が拡大

 隣国の中国では5月初めに発表された新規感染者数が18万3000人でしたが、同16日には2倍の36万人に急増しました。同国では感染が再拡大していて、専門家は今月末にピークを迎え、1週間で最大6500万人が感染すると予測しています。

 昨年末までに人口の8割に当たる11億人以上が感染したとされる中国ですが、再感染が広がっているのは明らかで、その原因はオミクロン株の新たな亜種である「XBB」系統のウイルスだとされています。

 感染症が専門の佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、XBB系統はすでにさまざまな派生株が存在しますが、中でもインドや北米を中心に流行しているXBB1・16(俗称アークトゥルス=うしかい座で最も明るい恒星)が急速に拡大しているといいます。

 XBB1・16は免疫を擦り抜ける免疫逃避性が極めて高く、かつ人同士で感染が広まる実行再生産数が過去のウイルスよりも大幅に増しているのだそうです。症状は従来の発熱、せき、咽頭痛に加え、結膜炎と下痢が多いのが特徴とされ、目の粘膜で増殖するとの報告があります。今後、詳しい情報が入り次第お伝えします。

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