まちのにぎわいに貢献−日向商工会議所

通常議員総会・副会頭に横山氏（宮銀日向支店長）

　日向商工会議所（三輪純司会頭）の２０２３年度第１回通常議員総会は２８日、日向市上町のホテルベルフォート日向で行われ、２２年度の事業報告や収支決算、副会頭選任などの議案をいずれも承認した。

◆まちの頑張り屋さん大賞−３月まで飲食店経営、三浦さんへ

　総会には約１００人が出席。三輪会頭は「まちなかのにぎわいに貢献することが会議所にとって大事。これからも大いに貢献していきたい」とあいさつした。

　同会議所設立７５周年を迎えた２２年度は、「住んで、働いて、活動したい・レアなまちづくり」「ウィズコロナ時代における元気な日向の再生」「地産地消（地産地商、地産地港、地産地建、地産地雇、地産地観）」などを活動方針に掲げて事業を推進。国・県・市に対して中小企業振興施策、コロナ感染症や経済対策、社会資本整備などを要望した。

　また、中小企業・小規模事業者の経営支援では、新型コロナ感染症に関する雇用の確保・経営継続のための相談支援体制を強化。事業復活支援金や事業再構築補助金など国や県、市の補助制度に対する助言指導を行った。

　副会頭選任の議案では、宮崎銀行日向支店長の横山道徳氏（５６）を新たに選任した。任期は同日から２５年１０月３１日まで。

　このほか、総会後の懇親会で「まちの頑張り屋さん大賞」授賞式が行われ、今年３月まで５３年にわたり市内で居酒屋・鉄板焼きの「とんちゃん」を営んできた三浦八重子さんを表彰した。

　同賞は昨年、設立７５周年記念事業として制定。継続的な取り組みの中で日向の元気づくりに一役買い、その生き方や活動、アイデアなどで街に話題を提供している個人または事業所を表彰している。