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盲導犬への理解深める

本紙掲載日:2023-06-30
7面

東海東小で体験授業

 延岡市立東海東小学校(山元雅彦校長、316人)は20日、九州盲導犬協会の啓発ボランティアで盲導犬ユーザーの後藤文一さん(74)と盲導犬の玉露(7)、同ボランティアの福田誠さん(61)を招き、3年生62人を対象にした盲導犬やユーザーへの理解を深める体験授業を開いた。

 同協会が制作した盲導犬の育成に関する動画を視聴しながら福田さんが解説。福田さんによると、盲導犬を目指す犬は1歳で訓練センターに入学して1年半ほど基本訓練と誘導訓練を受けた後、盲導犬になるためのテストを受ける。そのうち40%が合格するという。盲導犬になるまでに1頭当たり400万〜600万円の費用が掛かり、それを補うための盲導犬募金についても紹介した。

 また、後藤さんと玉露が普段の歩き方を児童の周りを1周して披露した。後藤さんに寄り添って歩く玉露は、後藤さんの「ストレート(真っすぐ進む)」「レフト(左に曲がる)」などの指示に従って歩き、その様子に児童は興味津々だった。児童から次々と質問を受けた後藤さんは「玉露君は車が来ると止まって教えてくれる」、「玉露君がいない時は白杖(じょう)を使って移動している」などと説明した。

 続けて、後藤さんは白杖で歩く実演を行った。先端を地面に滑らせながら歩く方法と進行方向の左右と中央をたたきながら歩く方法を披露した。その後、児童は白杖で歩く体験をし、数メートル先に立っている福田さんのもとに目を閉じながら白杖を使って移動。後藤さんに教えてもらった二つの方法を実践していた。

 玉露との触れ合い体験もあり、児童は間近で見るラブラドールの大きさに驚いたり「あったかい」「ふわふわしてる」などと話したりしていた。この日は玉露の誕生日だったことから、最後に児童全員でバースデーソングを歌って祝った。

 二宮旺大さん(8)は「盲導犬はたくさん働いていることを知った。町中で目が見えない人が困っていたら助けたい」と話していた。

 後藤さんらは延岡学園尚学館小学校や日向市立平岩小学校などでも体験授業を行う予定。


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