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椎葉村不土野小児童9人落語に挑む

本紙掲載日:2023-07-13
1面

30年続く伝統行事−春風亭柳之助師匠が毎年指導

 落語の話術を通してコミュニケーション能力を高めようと、椎葉村の不土野小学校(入山真一郎校長、9人)で12日、落語家の春風亭柳之助師匠による落語指導が行われた。30年以上続く同校の伝統行事で、児童は習得した小話や古典落語を来春3月の学習発表会で披露するという。

 同校の落語指導は1990年、当時勤務していた教諭が「山の子どもたちに積極性を」「堂々と自分を表現できるようになってほしい」との思いで始めた取り組み。

 2005年度からは文化庁事業として、年3回、プロの落語家による指導を受けられることとなり、以来、柳之助師匠が毎年同校を訪れて発声や所作などを教えている。

 この日は「うしほめ」「まんじゅうこわい」など、児童がそれぞれに練習してきた演目を一人ずつ柳之助師匠に披露。言葉の言い回しや目線、扇子の使い方などを手ほどきした。

 初挑戦となる1年生の出口陽茉梨さん(6)=芸名・夢織亭ひまり=の演目は、小話「3にんかご」。着慣れない和装の着こなしに苦戦していたが、高座に上がると「ある男がかごに乗って」「客の男は腹を立てて」などと、暗記した内容をすらすら。その姿に柳之助師匠は「よく覚えたね」と関心し、「後はゆっくり話してみて」とアドバイスした。

 今月22、23日に日向市で開催される「ひむかの国子ども落語全国大会」に出場する、5年生の椎葉隼翔さん(10)=同・若林亭はや=は「たいらばやし」を披露した。

 使いを頼まれた字が読めない男を軽快に演じるも、柳之助師匠から「リズムはいいけどテンポがちがう」「3回目は1、2回目と別の言い方で」などと指摘を受け、表情や声色を変えながら何度も練習に励んでいた。

 柳之助師匠は「うまくなっていくためには表現、しぐさなど、自ら課題を見つけて練習する主体性が必要。当初は蚊の鳴くような声だったのに、見事に成長している子もいて驚いている。地域と子どもたちが育んできた伝統。縁を頂いた私も守っていきたい」と話した。

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