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涙の聖心−決勝までよくやった

本紙掲載日:2023-07-26
1面
歓声を上げる聖心ウルスラ学園の生徒やOBたち

第105回全国高校野球選手権宮崎大会決勝

◆健闘をたたえスタンドも

 第105回全国高校野球選手権宮崎大会決勝は25日、宮崎市のサンマリンスタジアムで行われた。両校一歩も譲らず、タイブレークへもつれ込み、聖心ウルスラ学園が宮崎学園に延長十回、0−1で惜しくも敗れた。

◇応援も気合い十分

 聖心高や聡明中・高等部の生徒、教職員約380人に加え、OBや保護者らの応援でスタンドは熱気であふれた。

 野球部応援団長の百合園晟さん(3年)は「宮崎でする最後の試合だから精いっぱい応援したい。緊張すると思うが、悔いのないよう全力でプレーしてほしい」。青い鉢巻き姿に大きなメガホンを持ち、気合十分だった。

 試合序盤は雨脚が強かったが、徐々に晴天に。渡野弘翔投手の力投や野手の堅い守りで相手の攻撃を抑えると、「生徒たちは「やったー!」。ガッツポーズをしたり、周囲とハイタッチをしたりして喜びを分かち合った。

◇少しでも力になれたら−吹奏楽部の富山部長

 ゲームはこう着したまま四回。ひときわ大きな声で打者の名前を呼んでいた岩佐芽依さん(3年)は、「この前の試合から一人ひとりの名前を呼んでいこうと思っていた。レギュラーの子と同じクラスで、『みんなで甲子園に行こう』って話してくれた」と期待に胸を膨らませた。

 吹奏楽部の富山夢来部長(3年)は「すごく暑いけど、野球部のみんなは頑張っている。少しでも力になれたら」と、選手たちのお気に入りの曲で後押しした。

◇選手に惜しみない拍手

 七回、好機で本塁タッチアウトとなると、弟がスコアラーを務めるという野球部OBの加藤楓真さん(18)=延岡市浜砂=は「今のは惜しかった。選手たちは切り替えて、頑張ってくれると思う」と願うようにベンチを眺めた。

 終盤までお互いに一歩も引かなかったが、最後は右越えのヒットを打たれサヨナラ負け。保護者らはその一瞬、ぼうぜんとなった。だが、グラウンドでうずくまった選手たちが立ち上がり、相手をたたえる姿に、惜しみない拍手を送っていた。

 保護者会の甲斐貴洋会長(44)は「選手は頑張ってくれた。大きく成長してくれて、最後に決勝まで来ることができてよかった」と涙ながらにたたえた。

◇褒めてあげたい−渡野投手の母

 力投した渡野投手の母、理香さん(53)は「(息子は)けがなどで1年間野球ができない時期があった。指導者の方や仲間から支えられたからこそ、野球を嫌いにならず、ここまで続けてこられたと思う。きょうは立ち上がりも良く、ベストな状態で投球できていた。褒めてあげたい」と笑顔をみせた。

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