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高千穂の古武道・棒術の祭典

本紙掲載日:2023-07-26
1面

町指定無形民俗文化財−保存会が演舞を披露

 高千穂町指定の無形民俗文化財「棒術」を披露する第13回高千穂古武道棒術の祭典がこのほど、同町三田井の一本木広場(アズーロ近く)であった。三田井地区棒術保存会(佐藤哲章会長、33人)に所属する10〜80代の会員約15人が、多彩で勇ましい演武を披露した。

 棒術の継承や後継者育成、他区の保存会との交流等を促進しようと、2010年から毎年実施。今年は4年ぶりの開催だったが、増えてきた新形コロナウイルス感染症の影響もあり午前中のみの縮小開催として行われた。

 佐藤会長(75)のあいさつに続き、「高千穂棒術」と書かれたはちまきと伝統の白装束に身を包んだ会員が入場。6尺棒(約180センチ)、白刀、なぎなたなどを振るう10以上の形について、解説を交えながら実演した。

 「えいっ!」「やー!」「えいや!」「えいっ、とーやっ!」などの掛け声や力強く武具を打ち合う音、鬼気迫る息遣いを間近に受けた来場者たちは、形の一挙一動にくぎ付けとなり、それぞれの演武が終わるたびに盛大な拍手でたたえた。

 家族で訪れたという甲斐友喜さん(36)=同町三田井=は「(保存会に所属する)職場の上司から話は聞いていたが、生で見たのは初めて。形の一つ一つに意味があり、迫力もあるのですばらしかった」と笑顔。

 佐藤会長は「神楽と同じく、棒術の後継者育成も非常に難しくなってきているのが現状。祭典は棒術に触れてもらえる貴重な機会であるため、各地区の保存会と連携を深めながら盛り上げていきたい」と話した。

 同会によると、高千穂の棒術は、江戸時代に農民らの間で広まったとされる古武道。無道流、鞍馬流、神影流、戸田流など多くの流派が存在したが、現在は神影流と戸田流の2派が主流。長棒、大刀、ヤリなどを使った120以上の形があり、1969年に町の無形民俗文化財に指定された。

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