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上野小中で「ひなた場」

本紙掲載日:2023-10-30
2面

キャリア教育プログラム−中学生へ、人生のアドバイス

◆高千穂町で初めて実施

 県キャリア教育支援センター(水永正憲センター長)の対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が26日、高千穂町立上野小中学校(末原幹大校長、78人)であった。町内で働く大人が講師を務め、中学1〜3年生22人に〃先輩〃としてのアドバイスを送った。

 子どもたちに家族や教諭以外の大人と接する機会を提供し、将来像の明確化や郷土愛の醸成などへつなげようと2020年にスタート。主に、中山間地域の小中学校を対象としており、高千穂町では初めて開催された。

 講師は、畜産農家や医療従事者、地域おこし協力隊、町議会議員など多方面で活躍する13人。それぞれの人生を曲線で記した「人生グラフ」と、イラストでまとめた「人生紙芝居」を用い、現在までの経緯や転機、心境の変化などを分かりやすく語った。

 このうち、2年前から精神保健福祉士として従事する桐木康隆さん(50)は、ラグビーにささげた青春時代を紹介。スカウトを受けて町外の実業団へ進んだが、2年目に負ったけがと父の事故を機に帰郷した。

 「夢なし、希望なし」の状態で仕事を転々とする日々だったが、ある時、精神科病院で働く機会を得た。看護助手として勤務する傍ら、現役時代にけがが完治せず、精神的にも苦しんだ経験などから精神保健福祉士に興味を持ったという。

 40歳で国家試験の受験資格を満たし、2度の不合格を経て48歳で合格。「時間はかかったが、ようやくなりたい自分になれた」「夢を追うのに年齢は関係ない。失敗や挫折があるから今の自分がある」と胸を張った。

 2年生の大賀丈晴依さん(14)は「みんな失敗や挫折を経験していて、それでも諦めない強さと行動力がすごいと思った。家族や先生以外の人と話して新しく勉強になることも多かったので、これからの進路選択に役立てたい」と話した。

 この日は、地域や教育関係者らを対象としたキャリア教育推進セミナーもあり、水永センター長が「育むということ〜子どもたちの未来は可能性に満ちている」と題して講話。「教師・保護者・地域の一員として、育むためにできること」をテーマにグループトークを行った。

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