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プログラミング教育−ペッパー教育効果を実感

本紙掲載日:2024-01-10
2面
企業の社長らを前に、学校長らが活用方法などについて説明した公開プレゼンテーション大会

貸出期間終了前に−必要性をプレゼン・延岡

 プログラミング教育の教材などとして、学校現場で役立てられている人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の継続的な支援を望む延岡市の公立小学校9校の校長らによる公開プレゼンテーション大会がこのほど、市役所であった。支援を検討する企業の社長らを前に、なぜ必要か、どんな使い方をしたいかを学校の実情を交えて伝え、支援を呼び掛けた。

◆公立小9校校長らが活用アイデア

 市内では2021年6月、ソフトバンクグループが人型ロボットをプログラミング教育の教材として有料で貸し出す社会貢献プログラムを活用し、6社1組合がペッパー7台を提供。市内の公立小学校26校を数カ月交代で回っている。その後、22年4月に新たに1社がペッパー1台を提供。中学校や適応指導教室オアシス教室で活躍している。

 公開プレゼンテーションは、貸出期間が3月末で終了するのを前に企画。市教委が、公立小中学校、義務教育学校の学校長に意向を確認したところ、教育効果を実感し、継続を求める声が複数挙がったという。

 そこで、これまでの巡回して利用する形ではなく、希望する学校が活用方法や目的を公開し、学校長自らがスポンサーを勝ち取る方式に変更。趣旨に賛同した10社1団体の企業の代表者と、小学校9校が参加した。

 学校を代表し、前に立った校長らは、緊張した面持ちでこれまでの活動の様子を紹介したほか、職員と一緒に考えた新たな活用方法を説明した。

 100人以上の全校児童と、教職員や併設する中学校の代表に「ペッパーとやりたいこと」を尋ねたという北方学園小の岸田征子教頭は、やりたいことを書いた紙と一緒に写る児童の写真を見せ、「どうしたらペッパーとやりたいことができるだろうとの思いが、自発的な学びにつながるのではないか」と強調。

 また、来年度、全校児童が12人になる港小学校の猪上貴史校長は、少人数のため対話的な学びを深めることが難しいことや、多様な意見や見方、考え方に触れる機会が少ないことなど課題を指摘。その解決にペッパーが有効だとして、「ぜひ13人目の仲間として、転入させてほしい」と懇願した。

 学校の特色を踏まえたユニークなアイデアの数々に、企業の担当者からの質問や意見が相次いだ。支援は今月中旬をめどに決定する予定という。

 公開プレゼンテーションは、澤野幸司教育長が力を入れている学校長の自主自立のための取り組みの一つ。

 教育委員会からの指示に各学校が従う従来の形ではなく、校長が学校の地域性を加味し、現状を分析した上で、その学校の最適化を見つけて学校を運営していく形に転換しようと注力してきた。

 9校が手を挙げ、教職員と練った独自のユニークな活用案が出されたことに対し、澤野教育長は「1回目でこれだけ手が挙がり、内容もかなり考えられていた。ありがたいし、手応えを感じた」と話していた。

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