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延岡高校同窓会−太平洋戦争戦没者鎮魂祭

本紙掲載日:2024-05-02
3面

先輩や教職員しのぶ−平和を願い、碑に献花

 延岡高校同窓会(池上武博会長)の戦没者鎮魂祭は4月28日、同市古城町の同窓会館「延陵会館」の正門横にある鎮魂碑前であった。役員を中心に卒業生約60人が参列。太平洋戦争で若くして命を落とした248人の先輩や教職員をしのんだ。

 鎮魂祭は同館が完成した翌年の2000年、前身校の一つ延岡高等女学校(延高女)を経営していた旧延岡藩主内藤家の家紋にちなみ、裏庭に植えたフジの見頃に合わせて開いており24回目。

 参列者は、太平洋戦争で犠牲になった旧制延岡中学校の卒業生ら225人、延高女の16人、教職員7人の冥福を祈って黙とう。物故者名簿の奉呈に続き、花束、茶、菓子を供え、酒を碑に注ぎ、参列者一人ひとりが白菊の花をささげた。

 主催者を代表し、池上会長(75)=延岡高19回生=があいさつ。「われわれの務めは鎮魂祭を継続すること。今後も続けて、後輩たちに伝えていかないといけないと強く思う」と誓った。

 献詠では、塩月眞さん(93)=旧制延岡中45回生=が、特攻隊で命を落とした同36回生2人の辞世の歌を朗詠した。

 村社貞利校長は、「世界平和が実現できない現実の中で、少なくとも日本、延岡が平和であることは尊いこと。学校としては平和の尊さを教え、平和は当たり前でなく、自分たちがつくるものという教育をしたい。忘れないことがスタート地点だと思う」と話した。

 鎮魂祭は、延高女の同窓会「藤蔭会」主催の「藤の茶会」に合わせて行っていたが、15年に終了後は、単独で執り行っている。
藤蔭会の寺原八千代会長(96)は「250人近い方々は20代前後のうら若き人たちだった。もし生きておられたら私たちと同じように100歳前後で、平和な世の中で楽しい豊かな生活を送っていたと思うと気の毒でたまらない。私たちは末永くお守りする義務がある」と話した。

 この日は、卒業生2人が所属する松山郷土芸能保存会による団七踊りの奉納もあった。

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