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人権尊重への理解深める

本紙掲載日:2019-02-14
2面
第34回延岡市人権啓発推進大会
講演した長崎大学教育学部の小西祐馬准教授

延岡市人権啓発推進大会

 第34回延岡市人権啓発推進大会が13日、同市本小路のカルチャープラザのべおかであった。市民ら約300人が参加し、人権が尊重されるまちづくりについて理解を深めた。同市人権啓発推進協議会(会長・読谷山洋司延岡市長)主催。

 読谷山市長は、今大会の講演テーマでもある子どもの人権について触れ、「子どもたちをどう育てていくか。家庭、地域、学校、行政それぞれのネットワークづくりが大切。輝くまちづくりを進めていきたい」とあいさつした。

 講演会では、講師を務めた長崎大学教育学部の小西祐馬准教授が「子どもの貧困問題について」と題して講演。データを示しながら、貧困が虐待や学力、健康状態などに与える影響について解説した。

 また相対的な貧困、いわゆる「見えない貧困」についても述べ、「一見するだけでは判断しにくい見えない貧困状態にある子どもたちをどう見つけ、どう支えていくかが重要な課題」と強調した。

 小西さんは、周囲の人が貧困についての正しい認識を持ち、福祉のまなざしを備えた上で「子どもや保護者の衛生・健康状態、言動、表情などに目を凝らすことが重要」と示唆。貧困に気付いたら、官民各団体や機関の連携、具体的な制度や政策を通して「社会のぬくもり」を伝えるよう参加者に呼び掛けた。

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