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医師やバス確保テーマ

本紙掲載日:2019-05-22
3面
重要課題について意見を交わす市町村長ら

県と市町村が意見交換

 県と市町村が対等な立場で重要課題を話し合う連携推進会議(会長・河野知事)の今年度初会合がこのほど、宮崎市内であった。医師や地域公共交通(路線バス)の確保などをテーマに、河野知事ら県幹部と各市町村長が意見交換した。

 医師確保については、今後さらに不足・偏在が顕著になるとして、市長会が県の役割を討議するよう提案。延岡市の読谷山洋司市長は県立延岡病院で脳疾患や消化管出血患者の受け入れができなくなっている現状を訴え、若手医師の確保で実績を上げている県立日南病院のサテライトセンターを延岡などにも設けるよう求めた。

 県病院局は「宮崎大と熊本大に強く働き掛けているが、なかなか医師の配置、増員が図られていない状況。今後も市や地元医師会と連携して要請していきたい」。県福祉保健部は「日南の取り組みを今後どう拡充できるか検討したい」と応じた。

 日向市の十屋幸平市長は市内の民間病院が救急医療を担っているとして、医師あっせんや設備導入の支援を要望。同部は「まずは医師確保が最重要であり、研修医受け入れを進めていきたい。地域医療計画もその都度見直していく」とした。

 路線バスについて読谷山市長は「高齢で車を運転できなくなったら利用したいという潜在的需要はある」として、いきなり減便するのではなく乗車率などの条件や猶予期間を示すよう提案。免許返納者への支援を、市町村任せではなく県全体で検討すべきと主張した。

 河野知事は各意見に対し、「人口減、高齢化がどの問題にも共通している。さまざまな場で対策が話し合われているが、より踏み込んで考えていく必要性を改めて感じた」と締めくくった。

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