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秋の味覚、出荷始まる

本紙掲載日:2019-08-24
1面
「高千穂ひのかげくり」の選果作業

特産・高千穂ひのかげくり

◆10月上旬まで続く作業・出荷量113トン−JA高千穂地区宮水集荷場

 日之影、高千穂町で多く生産されている特産のクリ「高千穂ひのかげくり」の選果、出荷作業が23日から、日之影町七折のJA高千穂地区宮水集荷場で始まった。作業は10月上旬ごろまで続き、今年は約113トンの出荷量を見込んでいる。

 この日、集荷場にある選果機が本格稼働。2町の生産農家21戸が前日に収穫したわせ品種の「丹沢」など約500キロが次々と選果機に投入され、配置についた従業員7人がローラーの上を転がるようにして流れてくるクリの色、艶、傷の有無などを確認しながら選別した。さらに、機械による選別を経てM、L、2L、3Lのサイズごとに箱詰めされた。

 JA高千穂地区によると、管内では高千穂地区果樹振興会くり部会(甲田琢馬部会長)の生産農家を中心に約240戸、約87ヘクタールで栽培されている。

 今年は開花時期に雨が少なくて受粉が多かったとみられ、発芽期からの天候も良くて順調に生育。数も多くて玉太りも良く、甲田部会長(77)は「できは良い」と笑顔で話した。

 高千穂ひのかげくりは、生産農家と選果機による選別を徹底しているため、質が良いと市場の評価も高く、全体の約6割は和菓子や加工品の原料として名古屋の市場に出荷されるほか、延岡や宮崎の市場などに出されるという。

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