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椎葉神楽、映像交えて紹介

本紙掲載日:2019-10-29
2面
椎葉神楽について語る前田博仁さん

県総合博物館で講座・宮崎民俗学会の前田さん

 本県の神楽の歴史や特色などについて学ぶ県総合博物館の講座「みやざきの神楽を学ぼう」はこのほど、宮崎市の同博物館であった。約20人の受講者を前に、宮崎民俗学会会長の前田博仁さんが「椎葉神楽」を中心に映像などを交えて解説した。

 椎葉神楽は、山深い椎葉村内の26集落で舞われており、1991年、国の重要無形民俗文化財に指定された。

 前田さんによると、椎葉神楽の特徴は、神道の影響を強く受けた県内のほかの神楽に比べ、神仏混交であることと、狩猟神事が織り込まれていることという。

 その上で、神楽研究の第一人者の言葉を借り、「全国的に見ても、珍しい演目が多い。平安後期から中世にかけての流行歌謡が神楽の中で歌われ、芸能史上でも貴重な伝承」とも語った。

 後半は、特徴的な演目を有する嶽ノ枝尾・栂尾・尾前神楽について映像を交えながら紹介。「ぜひ、お初穂を手に、現地に見に行ってほしい」と呼び掛けた。

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