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悲しみ隠し、「おさらばー」

本紙掲載日:2020-01-20
8面

師走祭り−美郷町南郷

◆神門、比木神社の一行−来年の再会願う

 百済王族の亡命伝説にちなむ「師走祭り」は19日、美郷町南郷の神門神社(村田誠司宮司)などで最終日の「下(くだ)りまし」行事を行い、3日間の祭事を締めくくった。

 神社境内では午前から「お別れ式」。百済王族の父・禎嘉王を祭る神門神社、その長男・福智王を祭る木城町の比木神社(橋口清文宮司)の一行18人が、神前に供えた魚の塩焼きを食べ儀式を済ませた。

 この後、互いに別れの悲しみを隠すため、鍋などに付くすすに見立てた墨を顔に塗り合う「ヘグロ塗り」を行った。地元住民や観光客なども加わり、ほとんどの人の顔が真っ黒に。互いの顔を見比べ写真を撮るなど、境内は歓声が響き、笑い声であふれた。

 本殿での最後の祭典が終わると、一行は一列になって鳥居をくぐり、神社を後にした。近くの田んぼではお別れ行事があり、神門神社の一行は帰途に就く比木神社の一行を横一列になって見送り、炊事道具を手に大声で「おさらばー」と別れの言葉。帰路の無事と来年の再会を願い、比木神社の一行も「おさらばー」と返した。

 祭りは、異国の地で離れ離れに祭られている王族のみ霊を慰める行事。伝説によると、滅亡した百済から王族が日本に亡命し、禎嘉王が日向市金ケ浜、福智王が高鍋町の蚊口浦に漂着したとされる。祭りでは比木神社の一行が神門神社を訪ねて巡行し、年に1度の再会を果たす。


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