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2020年新春インタビュー(11)−三輪純司日向商工会議所会頭

本紙掲載日:2020-01-21
1面

子育て世代−サーファー移住を促進

◆目指すは「(サンズイ)」を生かすまちづくり

−−日本商工会議所の補助で今年度取り組んでいる「リラックスサーフタウン日向移住促進プロジェクト」。これまでの取り組みを教えてください。

 日商が所管する地域力活用新事業∞全国展開プロジェクトの調査研究事業として、全国に515の会議所がある中で本事業が選ばれました。調査研究事業は九州からは唯一です。子育て世代のサーファーの移住促進を目指す事業で、全国でも先駆的な提案として採択されたと伺っています。

 プロジェクトを推進するため、関係者で「ひゅうが住活応援調整会議」(委員18人)を組織し、県外のサーフィン愛好家にアンケート調査(Web)をしたところ、希望する移住先として本県と回答した人は約66%で、そのうち予想以上の44%が「日向市」と答えました。

 また、来訪サーファーにおいては、日向市への移住には68%が肯定的な回答をし、ますます勇気が湧いてきました。「自然豊かな所で子どもたちを育てたい」というサーファーも多く、ワークライフバランスが変化し、人間らしい暮らしや自分の幸せを求める人たちも増えています。都会で生まれて都会の学校を卒業した人たちが日向市に住んで働きたいと思うような時代が必ずやって来ます。

−−このプロジェクトを人口減少や人手不足の課題解決にどのようにつなげますか。

 地方の最大の悩みは人口減少です。人口が減ると、どんな商売にも影響を及ぼします。人を呼び込むには他のまちと違う「レアなまちづくり」を目指さなければいけません。日向に今ある港や波、海岸などの海全般を生かすことが日向の生きる術(すべ)だと考えています。「(サンズイ)」を生かすまちづくりです。特に、日向は良質な波を国内外に売り出し、「日向のビーチに行きたい」「日向に住んでみたい」と思ってもらえるような「日本のカリフォルニア」を目指したいと考えています。移住希望者に仕事も含めて住宅、子育て、教育、地域コミュニティーなどの受け入れ要件をパッケージで提供します。

 また、会議所内に移住者の相談窓口を設置して受け入れ体制を構築したり、サーファーに理解のある企業を「サーフィン移住応援企業」として認定して、雇用力を高めたり、ライフスタイルに合わせて勤務時間が選べる「新・日向時間」を提唱し、働く側に寄り添った働きやすい職場づくりを企業にお願いしたいと考えています。何らかの実績やアクションを、できるだけ早く皆さん方に見せられるよう頑張りたいです。

−−このほか何に注力しますか。

 日向の子どもたちの未来づくりのために、県内に先駆けて始めたキャリア教育の充実を図ります。外部人材のスキルを活用した体験活動「よのなか先生」や職場体験活動「14歳のよのなか挑戦」などで地域と企業、学校が連携したキャリア教育の推進や人材育成につなげていきたいと思います。これまでは小・中学校が主でしたが、医療用機器開発メーカー「メディキット」の創業者で、日向市東郷町出身の中島弘明代表取締役会長が「中島育英奨学会」を創設し、富島、日向、日向工業3校の生徒を対象に、今年度から給付型の奨学金支給制度を決定していただきました。高校生の人材育成に対する地元企業の地域貢献に対して感謝しています。

−−今年の抱負をお願いします。

 今年の会議所のスローガンは「心にロッケンロールを!!」です。つらい仕事でも遊び心・価値観を持って、「ウェルカム」の気持ちで積極的に向かっていきたい。人口増につながるレアなまちを目指して、行政や議会とスクラムをがっちり組んで日向のまちを盛り上げていきたいと思っています。また、細島港の16号岸壁の整備促進をはじめ、RORO船専用岸壁の計画促進、日向圏域内国道5路線の早期整備などのため、国や県への要望活動を続けていきたいと考えています。

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