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延岡市とイオン九州、災害時対応で協定

本紙掲載日:2020-01-21
3面
協定書を手にする読谷山市長とイオン九州の柴田社長

延岡、多々良店ホームワイド出北店

◆駐車場を避難場所に

 延岡市とイオン九州(本社・福岡市、柴田祐司社長)は20日、災害時の対応で協定を締結した。同市は災害時にイオン延岡ショッピングセンター(SC、同市旭町)、イオン多々良店(同市岡富町)、ホームワイド出北店(同市出北)の駐車場を避難場所として、可能な範囲で提供を受ける。

 同市は2006年7月、当時のジャスコ延岡ニューシティー店(現イオン延岡SC)の駐車場を避難場所として提供を受ける協定を締結。今回の協定では、昨今の激甚化する災害に備え、避難場所として提供を受ける駐車場を市内の3店舗に拡大し再締結した。

 調印式には、同社から柴田社長、営業本部大分・宮崎事業部の中谷豊部長、執行役員管理本部総務部の吉田圭司部長、イオン延岡店の内田昌代店長、同多々良店の野田晴美店長、コーポレートコミュニケーション部大分県・宮崎県担当の丸山譲部長が出席。読谷山洋司市長と柴田社長が協定書を交わした。

 読谷山市長は「被災地のさまざまな現状を見て、広く安全な場所を提供していただくことの必要性を痛感した。これまでの協定を拡大して駐車スペースを提供いただき、大変ありがたい」とあいさつ。柴田社長は「熊本地震でイオンモール熊本などの駐車場にお客さまが来られた時、どんな対応が取れるかを考えてきた。延岡でも竜巻災害などが起こっている。この地域に貢献できれば」と述べた。

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