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デイリー健康大学延岡会場(中)−胃がんリスク検診

本紙掲載日:2020-01-30
2面
今田院長の話を聞く受講生

いまだ内科・消化器科・今田真一院長

◆どんどん減る感染率−胃がんの99%、ピロリ菌関連

 年代別ピロリ菌感染症のデータを見ると、若い人はあまりかかっていません。60〜69歳は50%以上で、70歳以上は逆に感染率は下がっています。

 これには二つ理由があります。一つは、ピロリ菌が胃をボロボロにして、ピロリ菌が胃にいられなくなる場合。もう一つは、年齢が上がることでピロリ菌とうまく共存し、胃がピロリ菌とけんかしなくなり、ピロリ菌抗体価が低下していかにもいないように見える場合です。

 上下水道設備が整備されていなかった1950年代、衛生状態が非常に悪く、20歳の人でも7〜8割がピロリ菌を持っていました。ところが、2010年には年配の人はピロリ菌を持っていますが、若い人たちは持っていない。30年には、50歳以下でピロリ菌を持っている人は、ほとんどいなくなると言われています。

 今は井戸水からの感染は少ないので、お母さんからの離乳食が一番多く、家族内感染、お母さんから子どもさんへというのが多いです。

 幼児がピロリ菌に感染しやすい理由は、5歳までは胃酸が少ないので、抵抗力が強くなく、その時にピロリ菌が入り、感染してしまいます。大人は抵抗力が強いので、ピロリ菌を追い出すことができます。

 ピロリ菌を除菌した人で、再度、ピロリ菌にかかる確率は0・2%。一度ピロリ菌を除菌すると、ほとんどピロリ菌にかからないと言われています。また、上下水道の整備が進むにつれ、ピロリ菌にかかる人の数がどんどんどんどん減っています。

 ピロリ菌に感染することで、慢性胃炎や萎縮性胃炎が起こり、胃潰瘍、胃がんを引き起こします。慢性胃炎から胃がんに進展しやすいのです。胃がんにならないよう、早めにピロリ菌を除菌することが大切です。ピロリ菌の怖いところは、5歳でかかって、40〜60年かけて胃をボロボロにし、胃がんになることです。

 日本人は胃がんになる人がとても多いですが、胃がんの99%はピロリ菌関連です。ピロリ菌を持っていない人はほとんど胃がんにならないと言われています。ピロリ菌と胃がんは関係が強いのです。

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