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「立春大吉」２月４日発売

本紙掲載日：2020-01-31

4面

２月４日の立春に合わせて限定発売される、千徳の「立春大吉」

５００本限定、春迎える祝いの新酒－千徳酒造

　延岡市大瀬町の日本酒蔵・千徳酒造（門田賢士社長）は２月４日、立春に合わせた新酒「袋搾り純米大吟醸生原酒立春大吉」を発売する。２７０ミリリットル入りでアルコール度数は１６％。５００本限定で、同社はなかぐら館のみで扱う（税込み６５０円）。

　県産の酒造好適米（山田錦）を５割に磨いたぜいたくな原料を使用。蔵人の手でもろみを搾る「袋搾り」で集めた原酒は火入れ（殺菌）をしていない生原酒。わずかににごりが残り、純米大吟醸らしい華やかな香りがある酒に仕上がったという。

　旧暦では立春を一年の始まりと捉え、この日を基準にさまざまな決まりや節目が存在する。日本酒の世界でも立春を節目として、春を迎える祝いの酒を造る蔵元が多く、同社でも昨年から新たな銘柄として仕込むようになった。

　「初めて仕込んだ昨年の物も好評で、既に問い合わせもいただいています。今年も、おいしい酒ができました。立春の日に、日本酒で乾杯を楽しんでもらえたら」と門田社長。問い合わせは同社（℡延岡３２・２０２４）。

「立春大吉」２月４日発売

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