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再編−児童相談所、情報政策課

本紙掲載日:2020-02-15
1面

県が組織改正−4月1日付

◆担当設置−先端ICT電子自治体推進

 県は4月1日付で組織を改正する。国が2020年度までに進める児童相談所の体制強化に合わせ、中央福祉こどもセンター(宮崎市)の相談支援体制を再編。延岡、都城の同センターも含め、職員を増員する。14日に発表した。

 県人事課などによると、増加・複雑化する児童虐待相談等へ対応するため、国は児童相談所などの体制・専門性の強化に取り組む。そのため、中央福祉こどもセンターは、現行の1課3担当から2課4担当制に再編し、「相談・責任体制」の強化を図る。

 情報政策課は担当を再編。現在の「情報化推進担当」「情報化システム担当」「ICT推進担当」から、「情報化システム担当」を残し、さまざまな分野で先端技術の利活用促進を図る「先端ICT利活用担当」、働き方改革などの推進を図る「電子自治体推進担当」を設置する。

 そのほか、国民スポーツ大会準備課に総合開・閉会式の計画や競技運営役員の養成などを行う「競技式典担当」を設置し、増員する。

 会見した武田宗仁総務部長は「来年度は国文祭・芸文祭など大きなイベントがあるため、来年度末に大きな見直し、組織改正が行われる」と見通しを語った。

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