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記者の道くさ−イチゴ狩り、妖精になりきって

本紙掲載日:2020-02-26
2面

 延岡市大貫町の「いちにのいちご園」(節賀誠司代表)は、食べるイチゴもさることながら「楽しむイチゴ」も売りにしている。

 昨年1月のオープン以来、「農業ではなく観光業」との思いから、写真撮影できるかわいらしい看板を設置するなど、さまざまな工夫をしている。

 昨シーズンは、子ども用のイチゴの帽子を用意したところ、大反響で「かぶりたい」という大人が続出。今シーズンは、子ども用に加えて大人用の帽子と簡単に着用できるマントを追加した=写真=。

 「子どもが着ると本当にかわいらしいんですよ」と目を細める節賀代表。中には「着て帰りたい」となかなか脱がない子どももいるとか。一方の大人はというと、「特におじさんたちに人気で、〃イチゴの妖精〃になりきって、イチゴ狩りと写真撮影を楽しんでもらっています」。

 「来て楽しめる農園を目指しています」と節賀代表。同園では5月上旬ごろまで、イチゴ狩りが楽しめるという。

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