五ケ瀬ワイナリー２銘柄が受賞

人気のロゼ、白ワイン

◆サクラアワードでダブル受賞

　女性が審査する国際ワインコンペティション「サクラアワード２０２０」で、五ケ瀬町の五ケ瀬ワイナリー（社長・原田俊平町長）が出品した２０１９年産ロゼワイン「キャンベルアーリー」が最高賞に次ぐダブルゴールド（ＤＧ）賞、白ワイン「ナイアガラ」がそれに次ぐゴールド（Ｇ）賞を受賞した。

　サクラアワードは、一般社団法人ワインアンドスピリッツ文化協会が２０１４年から開いており、７回目。７回目の今回は２９カ国４３３３銘柄が出品され、東京都内のホテルで１月２８、２９日の２日間、ソムリエやワインジャーナリストなど日本のワイン業界で活躍する女性延べ５６０人が銘柄を伏せてのブラインドテイスティングで審査した。

　その結果、ＤＧ賞（平均９３〜１００点）に２５６銘柄、Ｇ賞（同８８〜９２点）に９５７銘柄、シルバー（Ｓ）賞（同８３〜８７点）に８３６銘柄が選ばれた。

　このうち、日本のワインは「キャンベルアーリー」を含む１１銘柄がＤＧ賞、「ナイアガラ」を含む５５銘柄がＧ賞、５５銘柄がＳ賞を受賞した。県内でＤＧ賞、Ｇ賞を受賞したのは同ワイナリーのみ。

　同ワイナリー総務課の甲斐理沙さんは「収穫は遅れたものの、上質なブドウでおいしいワインを造ることができた。女性にもたくさん飲んでいただきたいワインなので評価されてうれしい」と話している。

　３月１０日にはウェブサイト上で、ＤＧ賞の中からより優れたワインに贈られるダイヤモンドトロフィーなどが発表される。