県が対応確認
本紙掲載日：2020-03-04
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発生時、市町村と迅速対応
◆密に集まる環境避けて−知事
県は３日、２回目の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催した。県内で感染者が発生した場合の対応を確認し、県内市町村にも通達した。河野知事は「市町村と情報を共有し、迅速に対応できる態勢づくりを」と語り、「密に人が集まる環境を避け、かからない、うつさない努力を」と県民に呼び掛けた。
県内で感染者が発生した場合、県は積極的疫学調査を徹底し、濃厚接触者には１４日間の健康観察を実施し、外出自粛などを要請する。
県主催のイベントは、今月末まで原則延期、中止。感染が発生した地域（県北、県央などのブロック別）の図書館などは臨時休業などとする。
県民や市町村などには、県の方針を踏まえた対応を要請。高齢者や基礎疾患がある人、子どもなどが参加するイベントに関しては、特別な注意と判断を求める。イベント等を実施する場合には、感染機会を減らす工夫の徹底を求める。
高齢者、未就学児、障がい者（児）などが利用する社会福祉施設など（通所、短期入所などに限る）で、利用者や職員に感染者が確認された場合は、ただちに休業を要請する。
一方、現状の県内発生がない状況では、多数の人が参加するイベント等で、屋内開催のものは延期、中止を軸に検討する。屋外開催などのイベントについては、開催の必要性などから判断。高齢者や基礎疾患がある人、子どもなどが参加するイベントに関しては、特別に留意し判断するとした。
また、会議では福祉保健部が対応状況を説明。現在、１日２４件に対応できる新型コロナウイルスの県内の検査体制について、人員の増加や作業の効率化で増強するよう調整していると報告した。
県内発生がある、ないにかかわらずイベント実施時に、県が求める工夫の例は次の通り。
�”�邪のような症状のある人の参加自粛を要請する
�∋臆端圓紡个掘△擦�エチケットの徹底を要請する
�２案發任離ぅ戰鵐氾�は定期的な室内換気を十分に行う
�ぅ▲襯魁璽訃弾捻佞魏饐譴諒�数箇所に設置し、手指消毒を確実に実施する
�コ�催時間の短縮、参加対象者の限定などの規模縮小
▽参加者の相互接触や対面での会話機会を減らすなどの工夫
▽食事提供のとりやめ―など、イベントの運営方法の変更、見直しについて工夫する。