新型コロナ−困りごとは相談窓口へ

防止策、注意を呼び掛け−延岡市

　新型コロナウイルスの国内での感染拡大を受け、延岡市は、感染を防止するために市民にとってほしい行動や注意点、仕事や生活で困ったことが起きた場合の相談窓口の利用などを引き続き呼び掛けている。

　感染防止については、人が密に集まって過ごす空間を集団利用することを避けるようにとした上で、特に高齢者や妊婦、基礎疾患がある人に注意を喚起。発熱などのかぜ症状がある人は、外出しないよう促している。

　加えて、１０〜３０代の若い世代に対しては、新型コロナウイルス感染による重症化リスクが低いものの、高齢者など重症化するリスクの高い人に感染を広めてしまう危険があるため、人が集まる風通しの悪い場所は避けるよう求めている。

　また、かぜ症状や強いだるさなどで不安な人は市健康増進課に相談する。かぜ症状や４日以上続く３７・５度以上の熱（高齢者や妊婦、基礎疾患がある人は２日以上）、強いだるさなどがある人は帰国者・接触者相談センターまで。

　さらに、新型コロナウイルス感染などの影響による仕事や生活の困り事については、市の「中小企業相談窓口」または「なんでも総合相談室」を利用する。金融機関の有利な融資（セーフティネット）に関しては、市の中小企業相談窓口か、取引のある金融機関に問い合わせる。

　問い合わせ、相談先は延岡市健康増進課（電話延岡２２・７０１４）、帰国者・接触者相談センター（平日＝電話延岡３３・５３７３、夜間・休日＝電話０９８５・４４・２６０３）、市の中小企業相談窓口（電話延岡３４・７８４１）、なんでも総合相談センター（電話延岡２０・７１０５）。