総合開会式は延期か中止

延岡軟連学童部が総会

◆コロナ影響し大会減も

　延岡軟式野球連盟学童部の総会は２０日、東本小路の市中小企業振興センターであり、事業計画など６議案全てを原案通り承認した。一方でその後の会議では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で新年度に予定する大会が流動的となっており、今後の日程調整について話し合った。

　総会には、連盟役員や今季登録１５チームの代表者など約３０人が出席。吉田建世会長は、「大会を行う場合、手洗いなど基本的な指導の徹底を。連盟から感染者を出したくないので、ぜひ指導者には注意してもらいたい」とあいさつした。

　事業計画では、例年通りＡクラス（６年生以下）１０大会、Ｂクラス（５年生以下）３大会、Ｃクラス（４年生以下）３大会を予定。ウイルスの感染拡大を受け、現段階では５月までに行う５大会の日程が当初の予定からずれ込む。

　今月２８日に西階球場で予定していた総合開会式は、延期もしくは中止に。同日に開幕予定だった今季の初戦夕刊デイリー旗新人大会は、来月から活動を再開できた場合、抽選会を４月１６日に行い、同２５日開幕とした。状況によっては、さらに遅れる可能性もある。

　また、総会後の会議では、全体の日程を短縮するため、県大会などに続く全日本学童、県学童兼若鷲旗学童大会を統合することなど決めた。これによりＡクラスは１減の９大会となる。

　総会では役員改選もあり、江口憲博部長、萱野保代副部長ら５人が勇退。今後は部長、副部長が不在のままの体制で、１年後に組織体制を見直す。

　出席した萱野副部長は「５６年間お世話になった。野球界の皆さんとお付き合いすることで、人間力を養うことができた。これからも今まで通りの組織力で頑張っていただきたい」とあいさつした。