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悪臭解消に大きな効果

本紙掲載日:2020-03-26
2面
読谷山市長に事業内容を説明する森山社長(中央)
 「なからっぽ」と「デオマジック」による悪臭対策システムの装置部分。左の容器に入った溶剤を装置につないだ配管を通して噴霧する

自動噴霧装置「なからっぽ」

◆凸版印刷と提携−ブルーウイングが開発

 延岡市別府町のクリーンエネルギーメーカー「ブルーウィング」(森山慎作社長)が開発した自動噴霧装置「なからっぽ」による悪臭対策システムが、全国に広まり始めている。システムの販売は、同社が印刷業界大手の凸版印刷と業務提携して進めている新規事業。凸版印刷が取り扱う臭気対策剤「デオマジック」をなからっぽで噴霧することで、畜舎等の悪臭解消に大きな効果が得られるという。

 なからっぽは、従来の噴霧装置に見られた配管内の液だまり、ノズルの目詰まりを空気圧を利用した仕組みで解決した製品。優れた利便・衛生・耐久性能や安価な導入費用などから、農薬や液肥の散布用に需要が高まっており、現在、設置件数は200件超。国内のビニールハウス1500棟以上で稼働している。

 一方のデオマジックは、総合素材メーカー「シキボウ」が開発した消臭技術で、シリーズ商品の一つ「農業・酪農用デオマジック」の販売委託を凸版印刷が受けている。特徴は、臭いの〃消去〃ではなく〃変換〃という発想。あえて臭気成分を含むことで香りの深みや個性を際立たせている香水をヒントに、臭気成分を取り除いた香料で悪臭を芳香に変えるという。

 ブルーウィングと凸版印刷は2018年11月に業務提携。システムの導入件数は、事業の本格開始から1年超で北海道や新潟、熊本などの畜産農家を中心に全国15件に上り、県内でも西都市内1カ所で稼働している。基幹となる装置の費用は約70万円。そこに噴霧範囲に応じた配管の設置費用が加わる。

 デオマジックの効果について、「畜舎の臭いが甘いチョコレートのような香りになる」と森山社長。畜産農業における臭気対策が重要視されている現状に触れ、「農家の方も近隣への影響を非常に気にされている。需要は今後も高まっていくと思う」と期待を込めている。

◆読谷山市長に事業を紹介

 ブルーウィングの森山喜昭会長、森山社長、森山兼博副社長は12日、延岡市役所を訪れ、読谷山洋司延岡市長に同事業を紹介した。

 森山社長は「延岡発の技術。市にも応援してもらえれば」。読谷山市長は「シナジー(相乗効果)の教科書のようなシステム。延岡で生まれた技術が全国に広がっていくことを考えるとワクワクする」と話した。



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