門川町、６日から新学期

草川小児童−久しぶりの再会に笑顔

　門川町草川小学校（平田哲校長、２５８人）で６日、２０２０年度の始業式があった。新型コロナウイルス感染症拡大防止で３月２日から臨時休校となり、そのまま春休みに。登校日などでしか友達らと会うことができなかった児童らは、久しぶりの友達との再会に笑顔を見せ、新学年の始まりに胸を躍らせた。

　始業式は、感染拡大防止対策として〃３密〃の感染リスクに配慮し、学年ごとに廊下で行われた。

　平田校長は校内放送を通じてあいさつし、「きょうからそれぞれ一つ上の学年に上がることができた。一つお兄さん、お姉さんになった姿を期待したい」と呼び掛けた。

　また、今年頑張ってほしいこととして「健康」「言葉遣い」「勉強」を挙げ、「これまで以上の草川小学校にしていこう。良い一年になることを期待している」と述べた。

　続いて、児童を代表して日吉りおなさん（２年）、下田貴洋さん（４年）、請関真歩さん（６年）が作文を発表。このうち、請関さんは「３月２日から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、友達と勉強したり遊んだりできませんでしたが、また学校が再開してうれしいです。小学校最後の１年間を友達と仲良く過ごし、たくさんの思い出をつくっていきたいです」と決意も新たに発表した。

　始業式後は、それぞれ新しい学年、クラスに移動し、教科書などの配布を受け、午前１１時には下校した。７日は午前中のみ授業を行い、給食を食べずに下校、８日から通常の授業になるという。