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鶏手羽の日向屋を認定

本紙掲載日:2020-04-10
3面

県の立地企業製造場を増設−門川町


 県は、門川町庵川西の加工食品製造・販売会社「日向屋」(請関伸社長)を立地企業(増設)に認定した。

 同社は2億8000万円を投じ、自社敷地内に延べ床面積約924平方メートルの製造場を増設し、新製品開発・製造用の特注設備を導入。作業を合理化するとともに、国際的な衛生管理基準のHACCP(ハサップ)認証取得や、さらなるブランド確立を図る。

 3月に着工し、来年5月から稼働予定。今後5年間で23人を新規雇用し、計画では2024年度までに11億円の売り上げを目指す。

 同社は1995年に個人事業所として創業し、2007年に現社名で法人化。11年に本社工場を建設し、翌12年に増築、18年には原料冷凍庫と製品倉庫を新設。鳥の手羽煮や炭火焼き豚軟骨煮などのパック加工品を製造・販売している。従業員は68人。18年の売上高は4億7409万円。

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