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神前で早期終息を願う−高千穂神社

本紙掲載日:2020-04-18
2面
五穀豊穣と新型コロナウイルス感染症の早期終息などを願って行われた高千穂神社の春季例大祭

新型コロナ禍式典のみの春季例大祭

 高千穂町の高千穂神社(後藤俊彦宮司)で16日、春季例大祭が行われ、神社総代会や地元の公民館長ら約40人が参列、五穀豊穣(ほうじょう)などと併せ、感染が広がる新型コロナウイルスの早期終息を祈願した。

 大祭は毎年4月16日に行われ、高千穂峡の「おのころ池」でのみそぎ神事や御神幸行列でにぎわうが、今年は新型コロナ感染拡大防止のため、拝殿で式典のみを行った。

 式典では、後藤宮司が祝詞を奏上。三田井地区神楽保存会が神楽を奉納した後、参列者が神前に玉串を奉納、今年の豊作と新型コロナの終息を祈った。

 式典後のあいさつで、後藤宮司は「多くの方々の祈りの力を借りながら行った。一日も早く感染症が終息することを願った」と話した。

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