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FMのべおか「医師会だより」第11回

本紙掲載日:2020-04-20
7面
市原久史理事

市原久史さん(延岡市医師会理事)−地域医療の充実へ・延岡市医師会提供

◆医療従事者−研修で常にスキルアップ

−−延岡市医師会で看護師研修講座と健康教育を担当していらっしゃる理事の市原久史先生にお話を伺います。まず看護師研修講座についてご紹介ください。

延岡市医師会では卒後教育の一環として、看護師や医療従事者を対象とした研修を年間6回、無料で開催しています。この研修では、延岡市内の医療機関にお勤めの医師や看護師に講師をお願いして、興味深い症例を検討したり、最新の情報を勉強したりしています。

−−どういった内容の研修をされているのでしょうか。

昨年度は「脳梗塞への対応」「感染対策について」「がんの治療と看護について」など実務に役立つ講演を企画しました。毎回、勤務が終わってからお集まりいただいての研修になりますが、多い時には100人近い参加があり、非常に熱心に受講している姿が見られます。また、年間を通して全ての研修に参加された方には記念品を添えて表彰をするなどのイベントもあり、とても和やかな雰囲気の研修会になっているのではないかと自負しています。

−−和やかな雰囲気というのが非常にいいですね。

そうですね。この研修では専門分野の知識や技術を習得して、地域医療を支える看護師や医療従事者のスキルアップを図るだけではなく、他の病院のスタッフとの情報交換の場にもなっているのではないかと思います。日ごろからお互いに「顔の見える関係づくり」を築くことで、市民の皆さまへのより良い医療サービスの提供につながると考えています。
また、医療現場では医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、栄養士、検査技師などさまざまな職種のスタッフが、それぞれの役割を果たしながら患者さんの治療を行っています。そんな中で看護師は、患者さんと直接接する機会が多く、時間も長いため、チーム医療の中心的な役割を果たしていることは言うまでもありません。
医師会としましても、より実践的で多くの情報を仕入れることができるような研修内容を企画することで、看護師や医療従事者のレベルアップにつながることを期待しています。

−−健康教育への取り組みについてご紹介ください。

主な取り組みとしては、市民の方を対象に、健康に関する講演会を企画・実施しています。不定期ではありますが、市民公開講座を開催したり、市民の皆さまや各種団体が主催する講演会に会員を講師として派遣して、健康教育や啓蒙(けいもう)活動に取り組んでいます。

−−具体的にはどのようなものがありますか。

例えば、デイリー健康福祉事業団が開催している「デイリー健康大学」で講義を行っています。デイリー健康大学は、延岡と日向の医師会と歯科医師会が後援となっており、毎年依頼を受けて、身近な病気や健康づくりについて講義をしています。
その他に、延岡市が取り組んでいる健康長寿のまちづくり市民運動の一環として設置されている「健康長寿人財バンクのべおか」に医師会から30人の医師が登録しており、地域や学校で行う健康学習会などで講話をさせていただいています。講話の中では、糖尿病や認知症などのテーマに沿って、その予防法や日常生活に役立つ情報を発信しています。詳細につきましては延岡市健康長寿のまちづくり課までお問い合わせください。

−−病気や健康のことについて専門の先生方から直接お話を伺うのは、市民の皆さんにとって良い機会になりますね。

そうですね。ご自身の健康に対する意識が変わったり、普段の生活の中でこういうことに気を付けてみよう、と思っていただけたらうれしく思います。私たち医師にとっても、市民の皆さまに知っていただきたいことを直接お話しできる機会でもあり、とても有意義な時間だと感じています。

−−最後に市民へのメッセージをお願いします。

新型コロナウイルスの影響で今年度の開催時期等は不明ですが、延岡市医師会では今後も市民の皆さまと一緒になって健康づくりを進めていくことを目的として、行政や学校、医療・福祉の関係機関とも連携しながら健康対策への取り組みに力を入れていきたいと思います。


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