地域の福祉活動を支援−県社協

ふるさと愛の基金県北９団体に助成

　県社会福祉協議会は２０日、今年度のふるさと愛の基金助成団体を発表した。県北９団体を含む県内４６団体に５１７万円を助成する。

　同基金は県民の善意で支えられた基金を活用し、地域住民の福祉活動など、幅広く社会福祉事業を支援することを目的として１９８１年に創設された。今年度を含めこれまでに延べ２８４４団体に約１０億５２１４万円を助成している。

　公的な助成が届きにくい、民間の草の根的な福祉活動への支援など、運営委員会の審議を経て決定される。

　なお、助成金の贈呈式は新型コロナウイルス感染防止のため、実施しない。

　助成団体（申請内容）助成額は次の通り。

【福祉活動事業】県肢体不自由児・者父母の会連合会（宮崎市、宮崎心理リハビリ月例会）１６万円▽児童養護施設さくら学園（宮崎市、高校部活支援）９万２千円▽ＳｅｅＨｏｐｅ（小林市、多世代交流共生）３０万円▽サークル虹（都城市、精神障がい者支援・難病患者支援）１７万６千円▽布の絵本「たんぽぽの部屋」（宮崎市、児童への布絵本の作成・配布）３万円▽在宅障がい者グループホット延岡（障がい者の自主活動１５周年記念）２４万円▽ＮＰＯ法人延岡市ボランティア協会（障がい者とボランティアの家族型ハートキャンプ）３０万円▽特定非営利活動法人ヒミツキチ（宮崎市、プレーパークにおける子どもの居場所支援事業）２６万３千円▽春日台子どもふれあい広場（宮崎市、春日台子どもふれあい広場）２万円▽県ボランティア協会（宮崎市、２０２０年「障がい者全国芸術祭」＝宮崎開催＝を盛り上げ、障がい理解を広げるためのアート交流実践講座）２７万円

【普及啓発事業】県自閉症協会（高鍋町、ホームページ作成）２０万円▽公益財団法人県移植推進財団（宮崎市、臓器提供意思表示促進）９万８千円▽視覚障害者センター点訳音訳友の会（宮崎市、ＣＤ情報誌「声のたより」南風発行）１１万１千円

【講演会等開催事業】公益社団法人日本リウマチ友の会宮崎支部（都城市、医療講演会・医療相談会・患者交流会）１５万円▽一般社団法人県手をつなぐ育成会（宮崎市、第４回一般社団法人県手をつなぐ育成会宮崎県大会）２５万円▽高鍋町発達障がい児・者親の会キャンパス☆きっず（発達障がい講演会）３０万円▽都城市民生委員児童委員協議会（ブロック別研修会）２７万円▽延岡市民生委員児童委員協議会（ブロック研修会）３０万円▽日南市民生委員児童委員協議会（ブロック別研修会）１７万３千円▽日向市民生委員児童委員協議会（ブロック別研修会）１０万円▽串間市民生委員児童委員協議会（ブロック研修会）７万円▽西都市民生委員児童委員協議会（スキルアップ研修会）７万円▽宮崎市大淀地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同大塚地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同檍南地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同住吉地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽都城市山之口地区民生委員児童委員協議会（地区学習会）２万円▽日南市東郷地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同南郷地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同北郷地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同飫肥地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同吾田地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽串間市北方地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽同福島地区民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽小林市須木地区民生委員児童委員協議会（高齢者支援活動）２万２千円▽児湯郡民生委員児童委員協議会（高鍋町、ブロック別研修会）１３万４千円▽東臼杵郡民生委員児童委員協議会（延岡市、交流研修会）９万１千円▽西臼杵郡民生委員児童委員協議会（高千穂町、ブロック研修会）７万８千円▽高原町民生委員児童委員協議会（小林・えびの・西諸ブロック研修）７万円▽門川町民生委員児童委員協議会（地域支援の充実を目的とした研修）１２万円▽高千穂町民生委員児童委員協議会（視察研修会）４万円▽五ケ瀬町民生委員児童委員協議会（学習会）２万円▽西米良村民生委員児童委員協議会（学習会）２万円▽中央地区里親会（宮崎市、中央地区里親会地区別研修会）８万７千円▽宮崎県南地区里親会（都城市、県南地区里親会地区別研修会）６万円

【器具および備品購入事業】音声訳グループひなげし（都農町、音声訳事業）２万６千円