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資源物のプラは容器包装だけ

本紙掲載日:2020-05-01
8面

〃製品〃は「燃やすごみ」−延岡市

◆正しい分別を呼び掛け
 
 「プラスチックのうち、資源物になるのは容器包装だけです」と延岡市資源対策課。資源物の収集の際、レジ袋や持ち帰り弁当容器などに混じり、プラスチック製品(スプーン、ストローなど)が混入する事例が多いことから、正しい分別を呼び掛けている。

 同課によると、資源物の対象となるプラスチック製容器包装は、食料品や日用品などの中身を使ったり、食べたり、取り出したりした後は不要になる容器や袋などのこと。

 例えば、持ち帰り弁当やカップ麺の容器、卵・豆腐・プリン・ゼリーなどのカップ、ペットボトルのキャップとラベル、レジ袋や菓子などの袋類、調味料や化粧品のチューブ容器、食品トレー、洗剤や食用油、シャンプー・リンスのボトルなど。

 一方、資源物にならないのは、プラスチック製のそれ自体が商品であるもの。例えばスプーンやストロー、洗濯ばさみ、洗面器、食品保存容器、ハンガー、歯ブラシ、コップ、文房具、おもちゃ類など。これらを捨てるときは「燃やすごみ」として出すように協力を求めている。梱包(こんぽう)などに使うプラスチックひもも、「燃やすごみ」に分類される。

 ちなみに、プラスチック製容器包装に貼られた食品表示シールなどは、剥がす必要がなく、そのまま資源物として出しても構わない。プラスチックにアルミ加工がされたスナック菓子の袋類も、水洗いをすれば、資源物となる。

 発泡スチロールに関しては、電化製品などを梱包する箱の内側に使われている緩衝材や商品の下に敷くトレーなどは資源物になるが、鮮魚などを入れるトロ箱は、燃やすごみとして出さなければいけないため、注意が必要という。

 最近のカップ麺容器は紙製が増えているが、プラスチック製と勘違いして資源物として出される事例もある。また、持ち帰り弁当容器やプラスチック製のカップ麺容器などを資源物として出す際、必ず水洗いをするよう協力を求めている。

◇勘違いで混入

 資源対策課によると、ごみを有料化した2009年度の延岡市の違反ごみ件数は、可燃・不燃・粗大ごみが2万6259件、資源物(雑誌、古布、瓶、缶、段ボール、新聞、ペット・プラ)が5万7258件だったのに対し、昨年度はそれぞれ4876件、2万7291件と大きく減少した。

 ただ、資源物のうちペット・プラのみを抽出すると、09年度の2万9886件に対して昨年度は2万385件。減ってはいるが、減少率でみると可燃・不燃・粗大ごみの81・5%減、資源物全体の52・4%減に比べ、ペット・プラは31・8%減と低い。

 「悪意はなく、プラスチック製品とプラスチック製容器包装を勘違いしている事例が多い」と同課。プラスチック製品のスプーンなどと一緒に出されている持ち帰り弁当容器は、きちんと水洗いして出している家庭がほとんどで、延岡市の資源物の分別マナーは全体的に良いという。

 分別が悪化して業者から引き取りを拒否されるようになると、市クリーンセンターで「燃やすごみ」として処理しなくてはならず、その分だけ燃やす量が増え焼却施設の劣化が進み、燃やした灰を埋める最終処分場の対応年数も短くなる。より多くの税金が必要になるという。

 現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止しているが、市は市内の大型店で、プラスチック製品のごみの出し方と、プラスチックごみ削減に向けたマイバッグ、マイボトルを推奨するキャンペーンをそれぞれ月1回行い、市民に呼び掛けを続けている。

 また、市職員の間でマイバッグとマイボトルに、マイ箸の推奨を加えた「3マイ運動」を独自に実施している。

 同課は、「どう分別してよいか分からない場合は『ごみだしルールブック』で確認するか、延岡市クリーンセンターに確認してほしい。出す前に一度確認してほしい」と話している。

 問い合わせ先は延岡市クリーンセンター資源対策課(電話延岡34・2626)、ごみの持ち込みに関しては清掃工場(電話延岡33・1869)。ごみは居住する市町村で処理することになっている。分別方法などは居住する市町村で異なるため、それぞれの自治体の窓口に問い合わせる。

◆外出自粛で家の掃除?−ごみの持ち込みが増加
「直接は避け、ステーション利用して」

 延岡市の清掃工場には最近、個人でごみを持ち込む車が増えている。新型コロナウイルス感染症が全国で拡大している中、市民と職員の接触を増やす持ち込みは感染リスクになるため、「持ち込みを控え、地域のごみステーションを利用してほしい」と話している。

 同工場によると、持ち込まれるごみの全体量は減少しているが、持ち込む車の台数のみが増えている状況。例年は1日300〜400台程度だが、不要不急の外出自粛などが叫ばれ始めた3月ごろから500〜600台に増えているという。

 外出自粛で、自宅の掃除をする機会が増えているのが要因ではと推測する。「いらなくなった炊飯器だけを持ってくる人がいるなど、掃除をした結果出てきた、使わなくなった少量のごみを持ち込む事例が多い」と同工場職員。

 万一、職員が感染した場合は、清掃工場を閉鎖しなければならない事態となる恐れもあり、市民生活への大きな影響も懸念されるため、「ごみステーション利用に理解と協力を」としている。






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