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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・原田俊平五ケ瀬町長

本紙掲載日:2020-05-23
1面

県境の町、入り込み客対策図る

◆隣接の山都町とは町長同士で連絡体制

――新型コロナウイルス感染症による町への影響を教えてください。

年度末、年始の会議、説明会、総会などがほぼ中止、延期になりました。送別会や歓迎会も中止になり、第3セクターの五ケ瀬ハイランドや五ケ瀬ワイナリーの観光施設や宿泊施設、さらには町内の飲食店を中心に食事会などのキャンセルが相次ぎました。売上額は、対前年度比で7〜8割減少している状況です。

――町の対応、支援策を教えてください。

2月27日に警戒本部を設置し、県内で最初に感染者が確認された翌日の3月5日には対策本部に切り替えました。定期的、あるいは必要に応じて対策本部会議を開いています。国や県の情報を収集、共有しながら、それぞれの分野で感染対策を行っています。
また、私も含めて職員らが感染症に罹患(りかん)した場合に、役場庁舎の行政機能を確保するための「五ケ瀬町新型コロナウイルス感染症に係る予防・対応マニュアル」を作りました。
仮に職員が罹患者、濃厚接触者になった場合の指揮系統や行政運営を整理し、また、感染防止に向けた取り組みなどをまとめたものです。役場職員の人数も限られているので、危機管理として作りました。
また、感染者を出さないための重要なポイントだった大型連休には、行政防災無線などを使って、住民の県外への移動や親族などの県外からの帰省の自粛をお願いしました。
4月には町独自の緊急対策第1弾としてマスクを1世帯当たり50枚、町内で使える商品券の1人当たり5千円分の配布を決め、配りました。

――五ケ瀬町は熊本県に接しています。

五ケ瀬町は県の西の玄関口に位置し、熊本県、福岡県からの入り込み客も多いです。入り込み客が立ち寄る可能性がある観光施設などでは、特に施設の清掃、消毒とともに対応するスタッフの検温やマスク装着の徹底など危機管理、対策を図っています。
隣接する熊本県山都町とは、町長同士で連絡体制を築いていますし、いろんな形で情報交換しています。もしもの場合に対応できる体制を整えておく考えです。

――国や県に要望したいことはありますか

感染予防や感染者、経済、復興対策と今後、長期にわたる財政出動が考えられます。国や県の財政状況は非常に厳しい状況ですが、今後の臨時交付金や既存の制度事業について、感染症対策を考慮した制度に柔軟に対応していただきたいです。
また、感染確認のためのPCR検査体制の拡充を行い、地方にいてもしっかりした検査が受けられ、安心できる体制の構築を期待します。

――町民へのメッセージ、呼び掛けをお願いします

町民の皆さんには引き続き、いわゆる3密である「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場面」を避けていただきたいと思います。
また、町内の飲食店や物産館などは来訪者の減少により、売り上げが大きく減少しています。そうしたところでは、スマートフォンやパソコンで購入ができるショッピンサイトを開設している店などもありますので、ぜひご利用ください。

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