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全長寺山門下にアマビエ彫像

本紙掲載日:2020-05-25
7面

コロナの終息願い…美郷町北郷

◆鎌倉さんが手彫り−商売繁盛・えびす様も


 美郷町北郷の鐵城山・全長寺(川西和生住職)の参道に、厚生労働省が新型コロナウイルス感染予防の啓発キャラクターに使っているアマビエと商売繁盛の神・えびす様、納骨堂玄関に笑みを浮かべた老夫婦の木彫り像がお目見えした。町観光協会副会長で、宇納間地蔵奉賛会会長の鎌倉初文さん(67)が、「コロナの一日も早い終息と商店会の活性化を」と制作した。

 アマビエは、「長い髪に、くちばし、うろこ、3本の足」を持った〃半人半魚〃の妖怪。海中から光輝く姿で現れ、豊作や疫病を予言するという。江戸時代に肥後(熊本県)の海に現れ、「病気が流行したら自分の姿を描いて人々に見せよ」と告げて海中に消えたとされる。

 新型コロナ感染拡大で4月に緊急事態宣言が出されると、厚生労働省はアマビエをSNSでの啓発キャラクターに起用して、外出自粛を呼び掛けた。

 町内の製茶工場の看板や中小屋天文台「昴ドーム」の看板などを、チェーンソーを器用に操り製作してきた鎌倉さん。知り合いから提供された100年物のスギ材を使ってアマビエの彫像制作を思い立ち、インターネットの画像などを参考に姿を想像して下絵を作り、1週間ほどで彫り上げ、油性ペンキでペイント。目の部分にニスを塗って光沢を付け、疫病退散の目力を強調した。

 像は高さ約90センチ。山門下の北郷商工会のテラスに据え付けた。20日には散歩中の地元北郷幼稚園の年中組園児4人が、目ざとく見つけ「あっ、アマビエだ」と駆け寄り、手を合わせた。

 高さ約1メートル10センチのえびす像は、商店会の繁盛を期して商工会玄関前に設置。また、優しくほほ笑む老夫婦の像は、山門下に新築完成したばかりの全長寺の納骨堂前に据えた。

 鎌倉さんは「コロナ禍で大人も子どもも大変。アマビエ様の力で早期終息を願いたい。外出自粛で活気を無くしつつある商店会の繁盛をえびす様に託したい。そして、老夫婦が笑って過ごせるような町に一日も早く戻ってほしい」と話している。

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