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コロナ禍を乗り切る緊急インタビュー・澤野幸司延岡市教育長

本紙掲載日:2020-05-26
1面

新しい生活様式身に付けて日常生活を

◆皆さんと一緒に前に進みたい

−−学校再開までの経緯を聞かせてください。

4月7日の学校再開の時も同じだったのですが、今回も臨時教育委員会を開催し、再開を決めました。それは、市民にも、さまざまな不安や考え方がありますから、市民の代表である委員の意見を聞いた上で判断すべきだと考えたからです。
市の医療態勢や不安を抱えている保護者の声など、すべての情報を開示し、協議してもらい、「子どもたちの学びを保証するために再開は必要」という結論に至りました。
18日から登校期間としたのは、子どもたちも学校に行けないことで限界を迎えていることに加え、この間に、学校で〃新しい生活様式〃を身に付けてもらうことを願ったからです。学校生活に適応するためのリズムを整えることが、大切であると。
このような議論の過程は市民に寄り添った方法だと思いますし、委員の皆さんの見識の高さを感じました。

−−部活動について。

特に中学3年生にとっては影響が大きい。夏の大会を目標にやってきたと言っても過言ではありません。18日から部活動も解禁しましたが、まずは体力を元に戻すことが先決。まだ、対外試合という段階ではありませんが、目標があることも大切です。3年生には、これまでの成果を発揮する場を用意できないかと模索しています。
悩ましいのはマスクの使用です。3密を避けるのは当然ですが、練習内容によっては柔軟な対応もしてほしい。すぐ暑くなりますから、熱中症対策を含めたガイドラインを出す必要もあると思っています。

−−授業日数の確保について。

校長会の代表と意見を交換したところ、中学3年生は受験対策を懸念する声が、小学生は低学年ほど元の生活に戻すのに時間がかかるという声が多く挙がりました。
7月22日までの1学期で、計画通りの学力を身に着けてもらうことができるのか、教務主任、養護教諭、栄養教諭などの実務者から改めて意見を集約します。
それを踏まえて夏休みや行事について検討し、延岡市PTA連絡協議会などの意見も聞きながら、方向性を打ち出したい。

−−保護者の反応は。

4月7日に新学期が始まった時には不安の声も多く挙がりましたが、今回(25日から)の再開については一定の理解を得られていると感じています。しかし、再開は〃日常が戻った〃というメッセージではなく、新しい生活様式を身に付けた上で日常生活を送ってほしいという願いを込めています。それは子どもたちだけでなく、保護者の方々にもご理解をいただきたい。

−−児童生徒、教職員にメッセージを。

子どもたちには新しい知識を得ること、多くの仲間と触れ合うのは素晴らしいことだと知り、改めて学校生活の楽しさを実感してほしいですね。また、今は命を守るために闘っている人たちがたくさんいます。新しい生活様式を身に付けることは、その人たちへの感謝を示すことになります。ぜひ、しっかり身に付けてください。
先生たちも、経験の無いこの事態に、試行錯誤しながら対応をしてくれました。学校が閉鎖されている間も、先生たちはやっぱり子どもたちのことを考えていました。それを改めて感じることも多く、本当に感謝の念に堪えません。困難な時局ではありますが、子どもたちと保護者、学校関係者の皆さんと一緒に、われわれも前に進んでいきたい。

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