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県内唯一、カワハギ養殖

本紙掲載日:2020-05-28
3面

あゆの是則初出荷へ−日向市幸脇

◆水に恵まれ、身太り良好

 アユやヒラメなどの養殖業や民宿などを展開する「あゆの是則」(是則由員〈よしかず〉社長、日向市幸脇宮田)は、来週にも、養殖カワハギの初出荷を予定している。陸上施設でのカワハギ養殖は、同社が県内で唯一。主に関東方面に出荷されるという。

 同社は1970年、県内で初めてアユの養殖を手掛けた。以来、アユだけでなくヒラメやトラフグなど多彩な魚類の養殖で実績を残してきた。

 昨年9月、肝が大きいことで県外取引先からの評判も良く需要も高い長崎産の稚魚4500匹を導入しカワハギの養殖をスタートさせた。

 カワハギの養殖は海水温の管理が難しく、水温が高過ぎても、低過ぎても病気や餌の食いに影響するという。しかし、同社は、アユやヒラメなどの養殖で培ってきた長年の技術と経験に加え、敷地内の深さ30メートルの井戸からくみ上げた海水を使用。水温は1年を通して18〜20度と養殖に適し、カワハギも病気知らずで身太りも良好という。

 今シーズンは試験的な養殖にもかかわらず、広さ70平方メートルの養殖池で稚魚を1500匹ずつに分け育ててきた。餌は身太りを良くするため、まき餌と練り餌を与えている。7、8カ月が経過した現在、導入時に体長5センチ程度だったカワハギは、出荷サイズの約20センチ(300〜400グラム)にまで成長、来週にも最初の出荷が始まるという。

 是則貴水専務(47)は、「魚は水が命。わが社は水に恵まれている。今シーズンの取り組みを踏まえ、来年は1万匹の出荷を目指したい。一番怖いのは施設の事故。停電やポンプの故障で水質管理ができなくなること。自家発電は完備しているが、浸水対策も含め、台風のシーズンには万全の注意を払いたい」と気を引き締める。

 由員社長は、「取引先にカワハギの養殖をしていることを知ってもらい、一層の需要が高まることを期待し、高品質なカワハギの定量、安定供給に努力したい」と話した。

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