東臼杵郡の町村、対応それぞれ

夏休み−門川町８月１〜２３日

　小・中学校の夏休みについて、東臼杵郡内の町村の対応は分かれた。門川町は小・中学校ともに８日間短縮。椎葉村は小学校は３日間、中学校は６日間それぞれ短縮する。諸塚村は今のところ予定通りの夏休みを実施する。

　門川町教育委員会は１日、町内の小・中学校の夏休みについて、期間を８月１日から２３日までの２３日間に短縮することを決めた。１学期の終業日は７月３１日、２学期の始業日は８月２４日となる。

　新型コロナウイルスの感染予防対策に伴う臨時休校によって不足した授業日数を確保し、１学期に児童・生徒がゆとりを持って学習の遅れを取り戻せるようにするため、夏休みを短縮した。

　従来の夏休みは７月２１日から８月２４日までの３５日間が予定されていたため、土日を除く平日は８日間を短縮。具体的には７月２１〜３０日の平日を授業日とし、給食も実施し、午後も授業を行う。

　また、夏季の水泳指導については、多くの児童・生徒が同時にプールや更衣室を利用するなど、活動時の密集・密接の場面が想定され、さまざまな感染リスクなどを考慮し、今年度は中止することを決めた。

　椎葉村教育委員会は同日、７月２１日に予定していた１学期の終業日を、小学校は同２８日、中学校は同３１日とすることを決めた。これによって、小学校は平日３日間、中学校は平日６日間の授業日を確保する。２学期の始業式は予定通り８月２７日。水泳指導は３密を避けるなどの感染予防策を施して実施する。

　諸塚村教委は校長会と協議し、今のところ夏休みを短縮しないことを申し合わせた。１学期の終業日は７月２２日で、２学期の始業式は８月２８日。夏休みは３６日間となるが、サマースクールなど各校の実態に合わせたさまざまな工夫を行うことで学習の遅れをカバーすることにしている。

　美郷町は３日開催する校長会で話し合う。