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受賞−延岡駅周辺整備プロジェクト

本紙掲載日:2020-06-08
1面
日本建築学会賞(作品)に選ばれた「延岡駅周辺整備プロジェクト」の中心となるエンクロス

国内最高峰の建築賞−日本建築学会賞

◆中心施設エンクロス−乾久美子さんが監修

 建築士の乾久美子さんがデザイン監修した延岡市の「延岡駅周辺整備プロジェクト」が、国内最高峰の建築賞とされる日本建築学会(会長・竹脇出京都大学教授)の「日本建築学会賞(作品)」を受賞した。延岡市駅前複合施設エンクロスを中心とした建築作品や、市民ワークショップの開催などの設計プロセスが評価された。

 延岡駅周辺整備プロジェクトは、2009年度に市が駅周辺活性化のためにまとめた基本構想に基づいてスタート。11年にプロポーザル方式で乾さんがデザイン監修者に選ばれ、18年に完成した。

 中心となるエンクロスは駅前ロータリーに面した姿が、コンクリート柱とガラス面で構成された整然とした姿。一部のガラス面を柱筋からずらしたり、吹き抜けや階段の位置に配慮し、一体性がありつつも画一的ではない建物は「都市的なスケールと一人ひとりがたたずめる小空間を両立させている」と評価。

 同プロジェクトで整備された東西自由通路や駅前広場、交番などについても乾さんがデザイン監修し、全体の風景に統一感を持たせた。「どこからが新規であるか一見するとわからない形態であり、人間の行為がなにげなく連なるように工夫されている」という。

 また、設計過程で幅広い分野・年代が参加した市民ワークショップの開催や地元との合意形成、コミュニティー・デザインの専門家との協働が取り入れられたことは「需要への対応とプロセスの透明性がより強く求められる現在、それに応えられる存在であることを示している」とされた。

 同学会賞は、建築に関する学術・技術・芸術の進歩発展と建築文化を高める目的で優秀な業績を表彰。最高賞の大賞に続き、論文・作品・技術・業績の各部門で選考している。

 このうち、作品部門は最初期の1949年に設置された賞で、国内で最も権威ある建築賞とされる。近年中に国内で完成した建築の設計(庭園やインテリアなど含む)で技術・芸術の進歩に寄与する優れた作品(3件)を選んでいる。

 今年は38作品の応募があり、資料審査と現地審査の結果、延岡駅周辺整備プロジェクト、パナソニックスタジアム吹田(大阪府)、道の駅ましこ(栃木県)が選ばれ、4月17日に結果が公開された。

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