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優れた実践、子供の読書活動

本紙掲載日:2020-06-13
8面
文部科学大臣表彰の伝達を受ける延岡中の土井校長(左)と濱下教諭(10日、同校)

延岡中学校と日向市立図書館−文科大臣表彰を受賞

 優れた子供の読書活動を実践する学校、図書館、個人・団体に贈られる文部科学大臣表彰で、延岡市の延岡中学校(土井智喜校長)が優秀実践校に、日向市立図書館(柏田須美館長)が優秀実践図書館に選ばれた。全国135校、46図書館、47個人・団体のうち、県内からは延岡中と日向市立図書館のほか2校、1団体が受けた。

 同表彰は、毎年4月23日の「子ども読書の日」に贈られる。今年度の表彰式は、東京・国立オリンピック記念青少年総合センターでの「2020年度子どもの読書活動推進フォーラム」で行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止に。このため、延岡中学校は今月10日に延岡市教委から、日向市立図書館は5月23日に県からそれぞれ伝達を受けた。


◆図書室の環境整備や利用促進で成果

 延岡中は18〜19年度、読書活動推進リーダー配置校としてほかの市内4校と連携して活動。蔵書の整理や図書管理ソフトの導入などといった図書室環境の向上、学校間での情報共有や貸し借り、職員研修などに取り組んできた。

 5校の中で同校の濱下真紀教諭が推進リーダーを担当。校内でも生徒たちが図書室に触れる機会を増やそうと、幅広い教科での利用や学級文庫の充実、ボランティアによる読み聞かせ、新聞の活用などを積極的に展開した。その結果、貸し出し冊数が3倍に増えるなどの成果が上がったという。

 伝達式で澤野教育長は「プラスの影響が出ていると感じた。興味を持つ仕掛けがあり、工夫された結果が出ている」と取り組みを評価。濱下教諭は「5校がグループとした取り組めたことが大きかった。市内の他の中学校やさらには小学校などもう少し広めていけるといいのでは。司書の存在も必要なので、中学校ブロックに1人の配置があってもいいのではないか」と話した。


◆ブックスタート継続−おはなし会なども

 日向市立図書館は、赤ちゃんと保護者が心触れ合う時間を持つために親子へ絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」を05年度から実施。7カ月児、1歳6カ月児に加え、19年度からは3歳6カ月児の三つの年齢層を対象に継続している。

 市内小・中学校の学級へ貸し出し文庫を行って学校との連携を深めているほか、市内中学校区へ学校司書を配置して児童・生徒の読書活動を推進。図書館内や保育園、幼稚園、小学校を対象におはなし会を行い、図書館ボランティア友の会の協力で19年度は226回実施したことなどが評価された。

 05年度に続く2度目の受賞に、柏田館長は「今回の受賞を励みに、今後も子どもたちが訪れたくなるような図書館づくりに取り組んでいきたい」と話した。


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