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町在住高校生に商品券−高千穂町

本紙掲載日:2020-07-03
3面
甲斐宗之町長(右)から生徒代表で商品券を受け取る高千穂高の甲斐隼一さん

甲斐町長、高千穂高訪問し贈呈

 新型コロナウイルス感染症に対する緊急対策事業として、高千穂町内に住所のある高校生に1人当たり1万円の商品券支給を決めた同町は、6月29日、甲斐宗之町長が高千穂高校(西依功校長)を訪ね、対象人数分の商品券を贈呈した。

 高千穂高校で行われた贈呈式では、甲斐宗之町長が対象者代表で生徒会長の甲斐隼一さん(17)=3年=に商品券を手渡して「大人とは違う買い物もあると思う。ぜひ、有効に使ってほしい」とあいさつ。甲斐さんは「親と相談することになるけれど、町の特産品を買うなど町のためにもなるように使えたら」と感謝した。

 同校の対象生徒には、この日に商品券が各クラスを通して支給された。同校以外の対象者には、文書を発送し、町役場で申請を受け付けるという。

 同感染症の影響による臨時休校で家にいる時間が長くなったことから、高校生のいる家庭への生活支援や町内の消費喚起を目的に同町商工会発行の商品券支給を決定。同町議会の6月定例会で可決された。予算は350万円。

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