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7月8日はチキン南蛮の日

本紙掲載日:2020-07-07
6面

弁当の振る舞い大好評−延岡・南蛮党

◆今後も全国に楽しく発信

 7月8日の「チキン南蛮の日」を前に、市民グループ「延岡発祥チキン南蛮党」(永野時彦党首)は5日、延岡市東浜砂町の妙田公園大駐車場で「あつまれちきなんの街〜チキなん弁当持って家族でピクニック〜」を行い、チキン南蛮弁当やPRグッズを数量限定で無料配布した。

 同グループは2009年7月8日に活動をスタート。チキン南蛮発祥のまちとしての延岡市や、延岡の「食」を全国に発信し、観光客誘致や地域活性化につなげようと毎年、趣向を凝らしたイベントを開催している。

 今回のイベントでは、新型コロナ感染拡大で打撃を受けた地元飲食店を応援しようと、市内8店舗に合計320食分の弁当を依頼。「南蛮」の語呂に合わせ、先着順に78台の車両で来場した家族連れらに配った。

 感染拡大防止のため、配布はドライブスルー方式。参加者は車内で弁当を受け取ると、マスコットキャラクター「チキなん番長」や延岡のゆるキャラ「のぼるくん」との記念撮影を楽しみ、市内の観光スポットなどを目指して会場を後にした。

 今回はまた、インターネットを通じた交流サイト「Facebook(フェイスブック)」の特設イベントページに写真を投稿する企画も実施。家族5人で訪れた黒木一義さん(36)は「子ども3人もチキン南蛮が大好き。コロナの影響でドライブスルー方式になり、いつものにぎやかな雰囲気がないのが残念。方財海浜公園で食べて、フェイスブックの写真投稿企画に参加したい」と話した。

 友人と2人で参加した延岡市野田町の60代男性は「ほとんどの県外の人は、チキン南蛮が延岡発祥と知らない。自分たちも紹介はしているが、今後も発信を続けて広めてほしい」と、南蛮党にエールを送った。



◆延岡発祥のグルメ−2013年、国語辞典に収録

 今や全国区となった延岡発祥のご当地グルメは、老若男女を問わず「ふるさとの味」として広く市民に親しまれる。

 チキン南蛮は鶏肉に小麦粉をふり、卵液を絡めたものを揚げ、甘酢に浸した揚げ物料理。ルーツは、かつて同市祇園町にあった洋食店「ロンドン」で昭和30年代に出されていた賄い料理の一つだった。

 今ではタルタルソース有りと無しの「ダブルスタンダード」が定着。鶏肉の部位は元来むね肉だが、現在は脂肪分が多いもも肉を使う料理店も増えている。

 2007(平成19)年、農林水産省による農山漁村の郷土料理百選の「御当地人気料理特選」に選定。09年、発祥地が同市であることを地域の宝として大切にしていこうと、市民グループ「NANBANTRY(ナンバントライ)」がシンポジウムを開くなど、「発祥のまち」を再認識する動きが活発化した。

 11〜13年には、同グループが「延岡発祥チキン南蛮党」として「B級ご当地グルメの祭典B―1グランプリ」に出場し、発祥のまち延岡市の魅力を全国に発信。13年、三省堂国語辞典に「チキン南蛮」が初めて収録された。

 17年、同党が7月8日を「チキン南蛮の日」として日本記念日協会に登録申請し、認定された。この日は小学校で給食の献立に取り入れられるなど、市民の間で記念日が定着してきている。



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