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本紙掲載日:2020-07-14
7面
受講生を代表して宣誓をする馬原さん

のべおか市民大学院が開講

 保健、医療、福祉の分野について学ぶ「のべおか市民大学院」の開講式が11日、延岡市吉野町の九州保健福祉大学(兒玉修学長)であった。

 延岡市は、さまざまな生涯学習講座を設けているが、今後のまちづくりリーダーの育成のため、より専門性の高い内容を提供しようと、同大の協力で2000年度から「市民大学院」を開設している。

 21回目になる今回の総合テーマは「大学からの情報発信2020―生命医科学部から地域の方々へ―」。市内外の18歳以上の受講生50人を対象に、公開講座6回、講義7回、学外研修1回が行われる。修了式は来年2月13日を予定している。

 市民大学院学長の読谷山洋司市長が、代表して五ケ瀬町の宮崎仁美さん(45)に受講生証を授与。同市富美山町の馬原九州男さん(79)が「保健、医療、福祉、幅広い分野について深く学習するとともに、美しく住みよい郷土づくりに貢献できるよう努力する」と宣誓した。

 読谷山市長は「学んだ知識を自ら実践する姿を市民に見てもらい、リーダーとしていい意味で巻き込んでもらいたい。そして、いつまでも健康な日々を過ごす人を増やす役割も果たしてほしい」と激励した。

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