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接戦持ち込めず「実感ない」−富島

本紙掲載日:2020-07-18
9面
【2回戦・富島―都城東】富島は8回、坂本が無死一、二塁から右越え適時二塁打を放つ

県高校野球大会2020

「実感がない」―。第1シードの富島は細かいミスが重なり、絶対の自信を持つ競り合いに持ち込めず。富島〃らしくない〃試合に、選手たちに涙は見られなかった。

 緻密な攻守を武器に昨夏、秋と優勝。その根幹は、制球抜群の富井を軸にした守り。だが、序盤から右腕の緻密な投球が鳴りを潜め、単打をつなぐ相手打線につかまる。

 「秋の反省から冬に鍛えた守備で、取れるアウトを取れなかった」。主将の黒田はエース一人の責任ではないと強調した。

 かみ合わなかった打線も後半は意地。6点を追う八回。「狙い球を絞りフルスイングを徹底した」。先頭の高橋が内野安打。「後ろにつなぐ」。黒田、富井の中前打で1点を返し、捕手として救援として、その強肩で支えてきた主砲の坂本に回す。

 「濱田監督に『打ってこい』と言われ、気合が入った」。外角の変化球を狙い打ち、右へ2点二塁打を放った。

 「先輩たちから甲子園1勝を託され、指導者からどこにも負けないレベルの高い野球を教えてもらった」と黒田。濱田監督は「甲子園がなくなってからも、誰一人欠けず、とことんやってくれた。3年生の後ろ姿がいい伝統をつくってくれた」とねぎらった。

 昨夏、甲子園で出場したのは富井1人。そこから県内で最後に始動し、この日も甲子園レベルの投手2人から10安打。第1シードの意地を見せた。

 高橋は後輩へ向けた。

「個の能力は高くなくても、チーム一つになって戦ってほしい」。一丸になる見本を示し、激動だった高校野球を終えた。



◆狙い球振り抜いた−小松(2安打)
「悔しさより、本当に負けたのかという気持ち。狙い球を決めて、振り抜いた。最後まで、自分たちなら逆転できると思っていた。終わったという実感はない」


◆最後まで切らさずに−富井(先発した主戦)
「状態は悪くなかったが、真っすぐが入らず、焦りの気持ちが先走ってしまった。最後まで、ベンチも気持ちを切らさず、ひっくり返す気持ちで戦えた。中学時代から知っている仲間とプレーし、公立で甲子園にも連れて行ってもらえて、よかった」

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