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延岡発祥「橋の日」

本紙掲載日:2020-07-30
3面

8月4日のイベント中止−実行委

◆献花や供養など予定

 延岡「橋の日」(野中玄雄代表)と同実行委員会(長渡靖夫委員長)は、8月4日に延岡市の安賀多橋周辺で予定していた第35回延岡「橋の日」の中止を決めた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため。同実行委による献花、法要などは執り行う予定。

 「橋の日」は、延岡市出身の湯浅利彦さん(78)=宮崎市=が、橋への感謝と水郷延岡の発展を願って提唱。今山大師の野中玄雄住職らが趣旨に賛同して、1986年に安賀多橋で全国で初めて行われた。94年に日本記念日協会が8月4日を「橋の日」に認定するなど全国に運動の輪が広がり、節目の第30回(15年)は全国47都道府県で実施された。これまでに100カ所以上で開かれている。

 なお、同実行委は4日、安賀多橋北詰めの親柱、命の橋碑に献酒、献花を行い、延岡大空襲や「令和2年7月豪雨」の犠牲者供養、新型コロナの早期収束などを祈る。

◆今秋、橋の日フォーラムを予定

 延岡「橋の日」実行委員会は今秋、延岡「橋の日」フォーラムの開催を予定している。橋の日の発祥地〃安賀多橋〃付近の景観整備などをテーマに、水郷延岡のさらなる発展を目指す。

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