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高齢者、障害者の旅行に対応

本紙掲載日:2020-08-15
2面

県観光協会

◆ユニバーサルツーリズム、宮崎市にセンター開設

 県観光協会は3日、「宮崎ユニバーサルツーリズムセンター」を開設した。高齢者や障害者、外国人ら、誰もが安心して県内旅行ができるための情報提供などを担う。

 同センターは県の補助金を活用し、宮崎市錦町の同協会内に設置。観光地や宿泊施設のバリアフリーに関する問い合わせなどを電話、ファクス、電子メールで受け付け、応対する。

 県ホームページに掲載している「みやざきアクセシビリティ情報マップ」の情報更新・追加のための調査も実施。同マップは障害や言語の種別ごとに、観光の目的や交通機関、トイレ、避難場所など、条件を絞って情報を入手できる。

 また、県内の観光事業者などを対象にしたユニバーサルツーリズムの研修会も開催。同協会は「人口減少が進む中、潜在的な需要が大きい高齢者や障害者などの旅行への対応は、将来を見据えた旅行需要の喚起、経済の活性化を図る上でも重要となってきている。市町村や観光事業者などと連携し、取り組みを進めていきたい」としている。

 開所時間は午前8時30分から午後5時15分まで。利用は専用ダイヤル(電話080・8554・9500)、ファクス(0985・26・6123)、電子メール(info@kankomiyazaki.jp)。

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