飲食店など経営支援−テイクアウト分野など
本紙掲載日：2020-08-24
3面
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新たなチャンス探る・シークリーと連携協定
延岡市と「Ｃｑｒｅｅ（シークリー）」（本社・東京都）は、新型コロナウイルス感染症対策として、テイクアウト（持ち帰り）やデリバリー（配達）などを通じた飲食店支援や地域発展に関する連携協定を結んだ。市役所でリモート形式でこのほど、締結式があり、読谷山市長と塚本信仁社長が協定書に署名した。
同社は、カナダ発のテイクアウトアプリ「ＣｌｉｃｋＤｉｓｈｅｓ」を提供する「ＣｌｉｃｋＤｉｓｈｅｓＪａｐａｎ」の運営親会社。アプリ運営以外にテイクアウトメニューの企画開発や持ち帰りメニューに適した容器の提案、調達などのプロデュースなどを展開している。
協定書よると、連携事項は、市内飲食店への�．謄ぅ�アウトやデリバリーなどの分野の経営支援��広報分野の経営支援�４儻�分野への展開に向けた経営支援�せ堝眷昔喊綮妻�の活用・検討をはじめとした販路拡大に関すること�イ修梁勝¬榲�達成に必要な事項―の５項目。
連携によって両者が持つ資源や特長を生かすことで、新型コロナウイルス感染症の影響で高まるテイクアウトニーズへの対応について、飲食店へのより効果的な支援が可能に。また、同社の世界的ネットワークを基に、幅広い視点からのインバウンド戦略などへの支援も期待できる。
同社が自治体と同様の連携協定を結ぶのは、奈良県斑鳩町に次いで全国２番目。今後は市内飲食店を対象に、同社が展開するテイクアウトアプリ導入などに関する意見交換会などを行う予定という。
読谷山市長は「連携を機に、テイクアウトやデリバリーなどの分野でビジネスチャンスを見出し、それを確かなものにする上で協力をお願いしたい」とあいさつ。塚本社長は「市と地域住民と三位一体となり、まちづくりのお手伝いをさせてほしい」と話していた。