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来年開通へ着々

本紙掲載日:2020-08-25
8面

国道218号高千穂日之影道路・日之影深角IC―平底交差点

◆トンネル仕上げ工など順調−国交省

 国道218号高千穂日之影道路(九州中央自動車道)の最後の区間「日之影深角IC―平底交差点」(2・3キロ、無料区間)が「令和3(2021)年内に開通」する。現在、トンネルの仕上げやIC付近の改良工事が順調に進んでおり、「一日も早い開通に向け、引き続き工事を進めたい」と国土交通省延岡河川国道事務所(甲斐靖志所長)。

 高千穂日之影道路は、雲海橋交差点から東に大平山トンネル―日之影深角IC―新平底トンネル―平底交差点までの延長5・1キロ。幅員12メートル(車道7メートル)の自動車専用道路。

 総工費約268億円で2013年7月に着工し、18年11月に大平山トンネル(2306メートル)を含む「雲海橋交差点―日之影深角IC」(延長2・8キロ)が開通。高千穂―延岡間の所要時間が約3分短縮され、県立延岡病院など救急医療機関への安全な走行が確保された。

 「3(21)年内開通」を目指す「日之影深角IC―平底交差点」のうち、新平底トンネル(1665メートル)は総工費約60億円で17年5月に着工。昨年5月9日に貫通式を開き、通り初めや鏡開きなどをして貫通を祝った。現在、改良工など仕上げの工事を行っており、事業進捗(しんちょく)率は今年4月ベースで約92%。

 同区間が全線開通すれば、救急医療支援体制が強化され、搬送患者の負担が軽減。西臼杵広域行政事務組合消防本部によると、西臼杵地区から県立延岡病院など延岡市内の医療機関への搬送が約2倍に増加しており、高千穂日之影道路の開通により、搬送時間が短縮され、患者への負担が軽減されるという。

 また、北方延岡道路の整備により、延岡までの所要時間が25分短縮したことや東九州自動車道の開通で大分、宮崎方面からのアクセス性が向上したことで高千穂の観光客数が増加、これに加え、高千穂日之影道路の全線開通で、今後は熊本阿蘇方面の観光地域との連携が強化され、さらなる観光振興が期待される。

◇九州中央自動車道◇

 法定路線名は「九州横断自動車道延岡線」。熊本県嘉島JCT―延岡JCT・ICの延長95キロ。宮崎県内の事業化区間は「国道218号北方延岡道路」「同高千穂日之影道路」「同五ケ瀬高千穂道路」の3道。北方延岡道路(13・1キロ)は3工区に分けて建設され、舞野IC―延岡JCT・IC(2・1キロ)が06年2月18日、北方IC―舞野IC(6・4キロ)が08年4月26日、蔵田交差点―北方IC(4・6キロ)が15年4月29日に開通した。

 高千穂日之影道路(5・1キロ)は、雲海橋交差点―日之影深角IC(2・8キロ)が18年11月11日開通。五ケ瀬高千穂道路(五ケ瀬東IC―高千穂IC、9・2キロ)は18年9月24日、事業予定地や周辺の測量・地質調査を本格的に行う事業着手前の節目となる中心杭(くい)打ち式が開かれた。道路計画線の中心に路線測量の目安となる「目印杭」を打ち、具体的な設計案作成、設計協議、実際に買収地の価格を決める用地協議などの手順で進む。

 また、今年3月16日、国土交通省の「社会資本整備審議会道路分科会第19回事業評価部会」が「蘇陽五ケ瀬道路」の新規事業化を「妥当」と判断。これにより、国の今年度予算に約2500万円の事業費が盛り込まれた。蘇陽IC(熊本県上益城郡山都町塩原)―五ケ瀬東IC(五ケ瀬町三ケ所)間の7・9キロ=IC名はいずれも仮称=。設計速度80キロの2車線で事業費320億円を見込む。

 熊本側は、14年3月22日に嘉島JCT―小池高山IC(1・8キロ)、小池高山IC―山都中島西IC(10・8キロ)が18年12月16日に開通。嘉島―矢部間の残りの区間、山都中島西IC―北中島IC(仮称)―矢部IC(同)10・4キロの開通時期は未定。

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