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台風10号−椎葉村土砂崩れ

本紙掲載日:2020-09-07
1面
事務所や住宅を巻き込んだ土砂災害の現場(7日午後0時40分頃、椎葉村下福良)

山間部で450ミリ超の大雨

◆鞍岡、古江で29メートル、延岡で2人転倒しけが

 大型の台風10号は6日夜から7日明け方にかけて非常に強い勢力で九州の西岸沖を北上し、朝には強い勢力で対馬海峡へ進んだ。県によると、4日午後9時の降り始めからの雨量が458ミリに達した椎葉村下福良で土砂崩れが発生、1人が負傷し、住民4人の安否が分からなくなっている(7日正午現在)。県警は日向署員のほかに機動隊員など48人を現地に派遣したが、現場は二次災害の危険があるという。また、強風にあおられて転倒するなど延岡市内で女性2人がけがをした。

 10号は7日午前11時、朝鮮半島南東部沿岸を時速45キロで北へ進んだ。中心気圧は955ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートル。東側280キロ以内と西側165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、東側700キロ以内と西側440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。

 7日午前8時までの24時間雨量は、美郷町南郷神門で428・5ミリ、諸塚村342ミリと山沿いを中心に300ミリを超した。4日午後9時の降り始めからの雨量は、神門で598・5ミリ、椎葉村458ミリ、諸塚村で453・5ミリに達した。

 強風も吹き荒れ、台風が最も接近した6日午後に宮崎市田野で瞬間最大風速38・3メートルを観測したのをはじめ、五ケ瀬町鞍岡で同29・2メートル、高千穂で同27・4メートル、7日午前0時以降に延岡市北浦町古江で同29メートルを観測した。

【7日午前8時までの24時間降水量】神門=428・5ミリ▽諸塚=342ミリ▽椎葉=334・5ミリ▽鞍岡=295ミリ▽日之影=241ミリ▽北方=234ミリ▽高千穂=206ミリ▽延岡=109ミリ▽日向=85ミリ▽古江=60ミリ

【7日午前8時までの瞬間最大風速】古江=29メートル▽鞍岡=23・5メートル▽高千穂=22・4メートル▽延岡21・1メートル▽日向=20・2メートル▽神門=17メートル


◆妻子と従業員4人が不明
 住宅と建設会社被災−経営者男性重傷

 土砂崩れが発生した椎葉村下福良では、住宅など2棟にいた4人が行方不明になっている。他に1人が骨折などで病院搬送された。命に別条はないという。

 村役場や県警によると、住宅と隣接する建設会社の事務所が土砂崩れに巻き込まれ、前にある川に流されたとみられる。経営者の70代男性は自力で脱出したが、60代の妻と30代の長男、従業員男性2人が行方不明という。経営者男性は、6日の午後8時すぎに土砂崩れが起きたと話しており、7日朝から現場を確認していた消防団が男性を見つけ救助した。従業員2人は社宅が危険な区域にあるため、被災した事務所に避難していたという。

 現場は、五ケ瀬町に通じる国道265号から十根川を挟む対岸。山の斜面が崩れ落ち、建設業者の事務所などの建物は確認できない状態。台風10号の影響で雨が降ったりやんだりしている。

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