夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
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片田町の杉山さん夫妻−延岡
◆ふるさと諸塚の製法−灰は宇納間備長炭から
延岡市片田町の杉山国顕さん(71)と妻しづ子さん(71)の手作りこんにゃくが、恒富町のJA延岡産地直売所「ふるさと市場」で人気を博している。週に2、3回の入荷時は、常連客が出来たてを求めて並ぶほどだ。
10年以上前、養蜂家でもある杉山さんが、はちみつを市内の店舗に納入に行った時、買い物客に「こんにゃくは作らないのですか?」と尋ねられたのが、作り始めるきっかけになった。
早速、出身地の諸塚村でコンニャクイモを栽培していた父福一さん(故人)から200キロもの原料を確保。母フクミさん(同)を自宅に呼び、しづ子さんと一緒に、ふるさとのこんにゃく作りを教えてもらった。今では自宅に設けた専用の作業場で製造しており、煮物の他、刺し身や天ぷらにもおいしいと評判。市内の料理店にも納入している。
コンニャクイモは同村だけでなく市内、高千穂町、日之影町など県北の山間部を回って、生産者から直接買い入れる。えぐみを取って固めるために欠かせない灰汁(あく)の質にもこだわっており、美郷町北郷の宇納間備長炭を作る時に出る灰を使っている。
「イモが大きすぎてもだめ。灰汁の量は季節や天気によって調整しています。義母は灰汁の加減を舌で計っていたそうです」としづ子さん。
コンニャクイモは前日から湯がいて皮をむき、冷蔵庫に入れておく。2〜3センチ角に切ってお湯に浸した後、ミキサーで粉砕し灰汁を投入。しばらく寝かせたら300グラムを量って丸め、1時間ほどゆでてようやく完成する。熱々のうちに袋詰めされたこんにゃくは、その日のうちに店頭に届けられる。
以前は毎日作っていたが、今は「無理せず長く続けられるように」(しづ子さん)と、週2、3回にしている。夏の作業は蒸し風呂状態で、盆過ぎまでは大変な作業。これからは少し過ごしやすくなる。ファンのリクエストに応えるため、こんにゃく作りは続く。
「日向市からも買いに来てくれる方がいます。喜んでもらえるのがありがたい。手作りは大変ですが、細く長く続けられるように頑張りたい」と、国顕さんも声をそろえた。